人生に深みが欲しいんだけれど。
一時期知的生産法というのに凝っていたことがある。知的生産という言葉は梅棹忠夫の『知的生産の技術』というのに紹介されていた。
ここでは京大式カードというB6サイズの厚紙に豆論文という、数百文字の論文もどきを書いていくということが推奨されていた。
論文もどきという言葉自体はこの本では使われていなかったが、要するに単語を羅列したようなメモではなく、完全な文章で書くというものだった。
しばらくこれにはまった後、経済的な理由とスペースの問題から名刺サイズのものに変えた。これはいま