見出し画像

Android(ASUS、HUAWEI)からiPhoneに戻るまで。

HUAWEIからiPhoneSEに買い替えた。画像で青いやつがHUAWEI。iPhoneは5C以来だ。今はナンバリングは倍以上になっていることを考えると、月日が経つのは早い。いや、iPhoneの更新が早いのか。

iphoneSEにして基本的に満足しているのだが、指紋認証だけはHUAWEIの方が良かった。背面で指紋認証をしていたから、持った時に人差し指で軽く触れればそれで起動てきた。その点はマイナスだと言える。ただ、5万円弱で買えたので、その程度のことについては目を瞑ろう。


iPhoneをやめた最初の理由は、simフリーのスマホにしたかったからだ。選んだ機種はASUSのZenfone2。「phoneじゃないんだ」というツッコミを胸に押し込め使っていた。simはbic simで、月々1600円。それまでに払っていたお金から4000円以上毎月浮くようになり、当時学生だった僕にとってはこの上ないことだった。

基本的な動作に問題は無かったが、GPSが終わっていた。どれだけ動いても地図上から動こうとしない。と思っていると瞬間移動し始める。おかげでポケモンGOにハマることは無かった。いくら動いても止まるか爆速で動くかのどちらかになるせいで、ちっとも卵がかえらなかったからだ(一定以上のスピードで移動すると歩数カウントされない)。

このスマホは落としすぎたせいもあって、唐突に再起動をするようになった。おかげでスマホ依存症からは程遠い生活を送ることができた。


だが、結構肝心な連絡をしている時にも再起動をかましてくるようにもなり、さすがにイライラするようになった。いい加減に、買い替える。決心がつくまでに大分かかってしまった。

最初はiPhoneにする気がまんまんだった。ビックカメラに入ると、店員さんに話しかけられたので、せっかくなので他の機種の性能についても聞いてみた。

iPhoneのメリットは?と聞いてみると、「ネームバリューですかね」と答えられ、辟易としてしまった。

・・・いやいや、もっと他にないの?

何度か聞くと、その分だけ「ネームバリュー」という言葉を聞く羽目になり、とうとう買う気が失せてしまった。


もうAndroidを続投することに決めた。ただ、ASUSは前科持ち(多分僕の扱いが悪かっただけ)なので、別のものを探した。そして勧められたのがHUAWEIだった。世の中で騒がれる直前。最先端を行っていた。

ASUSは台湾で、HUAWEIは中国だから、島から大陸に移った事になったわけだ。そんなシャレになってるのかなっていないのか分からないような思いを抱えながら店を後にした。

simを入れ替えるだけですぐに起動できた。スマホを買い換える相談をしていた友達から連絡がきていた。iPhoneユーザーだったので、色々情報を聞いていたのだ。

LINEを開くと、「中古で結構安いの売ってたよ!」と写真付きで送ってくれた。中野あたりの店らしい。

「ごめん、Androidにしたわ」と返した。

返信は返ってこなかった。


新しいスマホになったhuaweiは、基本的にサクサク動くようになった。それまではやらなかったアプリもやるようになった。ハマったのは「ドッカンバトル」というドラゴンボールのゲームだ。

めちゃくちゃハマった。病的だった。それまであまりゲームに熱中しすぎることも無かった分、取り戻すように熱中した。

課金も辞さなくなった。スーパーサイヤ人4のベジータが当たらなくて課金を繰り返していたところで我に返った。「止めよう」。

断腸の思いでアプリを消した。誇らしげに同僚にその経験を語った。

数週間後に再ダウンロードした。その同僚から珍獣を見るような眼差しを向けられた。

またアプリを消した。もうダウンロードすることは無かった。


別にHUAWAIに不満を持っていた訳ではない。

ただ、データをiPhoneでも見れた方が良いな、と思う場面はいくらかあった。

一番大きな理由は、なんとなくだ。

わざわざAndroidを使っている理由も分からなくなった。iPhone高いしな、と敬遠していたら安価なiPhoneが出た。今のうちに乗り換えとこ。それぐらいだ。


結果的に変えて良かった。冒頭に言ったように指紋認証で若干気になるところはあるが、それぐらいだ。そのデメリットよりもメリットが大きい。使っているPCがmacだからデータのやりとりが本当に簡単だ。今は動画を撮っているが、一つの動画で1ギガ以上あるファイルのやりとりもフラッシュメモリなども介さずにできるのは大きくストレスを減らしてくれている。


ちなみにタブレットはiPadだ。

iPhoneにiPadにmac。


快適さを身に纏わせた一方で、少しばかり個性を失った感じがする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?