砂糖の漬物はじめました 〜その①〜
端的に言うと「キャンディスを自作しよう」という話です。
キャンディスとは、簡単に言うと「氷砂糖のシロップ漬け」です。紅茶やホットミルクに入れていただきます。美味しいよ。
だいたいひと瓶1,000円くらいで、カルディなどの輸入食品屋さんや通販で買えます。上の写真は、おそらく一番有名なドイツのミヒェルゼンのキャンディス。ちなみにわたしはいまだに「ミヒェルゼン」を上手に発音できません。
さて、なぜ唐突に自作しようなんて思い立ってしまったか。
それはこちらのTweetをご覧ください。
え、大変。大好きな紅茶ブランドのフィーユ・ブルーがそう言ってるなら、
こうするしかない。紅茶はもちろんフィーユ・ブルーのテ・ショコラ。
シュトーレンは地元に最近できた美味しいパン屋さん、Lenの「川崎産みかんとカルダモンのシュトーレン」です。
でもわたしちょっと思ってた、「酒瓶でかい」。いやこれでも小さい方買ったんですけどね。
すると、年始早々、
なるほどですね!!!!!
公式も推奨していることですし、仕方がないです。やるか。
わたしは紅茶が大好きですが、お酒も大好きなんだ(弱いけど)。このふたつを合わせてより美味しいものが生まれるなら、最高じゃあないですか。
でも、どうせなら、わたしなりに更なる高みを目指したい・・・
ということではじめます。
コアントローとラムでキャンディスを作ろう
①瓶を煮沸消毒する
絶対にやってください。
お酒で漬けるとはいえ、雑菌ダメ絶対です。絶対にやってください。
かつて元カレが食器洗いをサボりにサボり、家の食器をことごとくやばい感じにしてくれたおかげで、食器の煮沸消毒なんて慣れたものです。
②材料
<ラムキャンディス>
・ラム酒
・氷砂糖
ラム酒は製菓用のものではない(=飲酒用)、ダークラムなどをご用意ください。わたしは定番の「マイヤーズ ラム オリジナルダーク」にしました。いわゆるラムレーズン的なラムの味を出したいならこれです。小さい200mlボトルもあって安心。
<コアントローキャンディス>
・コアントロー
・マーマレードジャム
・氷砂糖
そもそもコアントローとは、コアントロー社のつくるリキュールで、オレンジが主な原料です。なので、コアントローキャンディス=オレンジ風味のお酒のキャンディスだと思ってください。ちなみに写真は350mlのハーフボトルです。
今回はオレンジの風味を増すためにたまたま家の冷蔵庫にあったマーマレードジャムも入れてみましょう、どうなるかは知らんけど。本来ならオレンジの薄切りを入れる方がいいのですが、これだけのためにオレンジ買ってくるのもアレだったのでオレンジをよく召し上がる方はぜひオレンジの薄切りでチャレンジしてください。
③仕込む
100均で買ってきた瓶を煮沸消毒したら、氷砂糖を入れます。ちょうどひと袋150gの氷砂糖が1瓶にぴったり収まりました。この時、「瓶、もうちょっと小さくてよかったかもしれない」と思いましたがもう後の祭りです。
あとは各々のお酒を注ぎ、コアントローのほうにはマーマレードジャムをティースプーン2杯ほど入れました。
こんな感じです。
マーマレードジャムを入れたのでコアントローの方が若干水位高めになってしまいましたが、このあと氷砂糖を足す(後述)ので、右のラムくらいの水位が望ましいです。
ということで、これで仕込みは完了です。
直射日光の当たらない場所に保管して、1日1回くらい瓶を振って混ぜましょう。
④1日経過
うれしくって1日に5回くらい瓶を振っていたら、
めっちゃ氷砂糖減るじゃん!!!!!
本当にびっくりした。
急いで「氷砂糖買ってきて!!!」と母に連絡したら、氷砂糖(1kg)が登場してさらにびっくりした。とりあえず1kgあればもう足し放題なので、
初日にして早速足しました。そういえば梅ジュースとかも梅と一緒に氷砂糖を入れるとどんどん溶けて、とろみのあるのシロップになるんだった。小学校で梅ジュース作りをしたときの知識をいまここで使っている。
それにしても、想像の倍の速度で育っている。キャンディス恐るべし。
続く。
※なお、フィーユ・ブルーの紅茶は、お酒を入れなくてももちろん美味しくいただけます。あくまでわたし個人のお遊びとしてご笑覧ください。
※記事内で使用しているラム、コアントローは「お酒」です。未成年の方はご購入いただけません。また、製作中のキャンディスも同様にお酒を使用しているため、未成年の方は残念ながらお楽しみいただけません。くれぐれもご注意ください。
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