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Chim Chim Cher-ee

ロンドンに住み始めて気がついたことのひとつは、街の建物の多くに「煙突」があるということ。

現在は暖炉で火を焚くのは禁止されているからお飾りだけど(実際うちにも暖炉跡のはめ殺しがある)、古い建物が現役なんですね。

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小分けの煙突の数が、その下にある暖炉の数
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窓から眺めるお向かいやその奥の建物にも
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見れば見るほど、いろんな形の煙突が
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おしゃれなノッティングヒルの街並みの上にも

とまあ、街に出るたびに「おやこんなところにも煙突が♪」を楽しんでいた私ですが、

このnoteを書くにあたってその歴史を調べてみたところで、

昔のイギリスでは煙突掃除といえば児童労働の代名詞だったことを知ってしまいました。

おびただしい数の子どもたち…貧しい家の子や孤児たちが窒息死、墜落死、焼死をとげ、事故にあわなくてもいずれ癌になり早死にする運命だったこと。

自分の息が詰まりそうになった。

このnoteはお気軽に読んでほしいのでこれ以上の詳細は割愛しますが…日本語だとこちらの考察が丁寧ながら心臓にくる黒歴史なので、興味ある方はコンディションの良いときに読んでみてください。

英国が既に乗り越えてきた歴史だし、今はただ、街の風情を楽しむのが正解なんでしょうけど、

子供がひどい目に合う話、フィクションであれなんであれ、苦手なんです。

じゃあ読まなきゃいいのに、嘘でしょ?ほんと?と思って色々考証を漁り、無駄にダメージ喰らってしまった…バタッ。

お気楽な煙突ウオッチャーに戻るにはちょっと時間がかかりそう…戻れるかな…


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