行方不明の潜水艦
なぜこんなに気になってしまうのだろう。
ここ数日、私がまじで肩がこるほど気になっていたのが、タイタニックの沈没跡地で交信を断った小さな潜水艦のことで、日本のメディアではどうだったわからないけど、こちらでは、英国人も乗っていたからか、かなり連日大騒ぎだった。
3,700メートルという水深を聞いた瞬間に、頭の何処かで、あぁ、それはもう助からないだろうと思った。だから、探索のソナーが「banking sound」(たたくおと)を拾ったというのに心を乱された。深海の暗闇と寒冷の中で、狭いカプセルに閉じ込められるなんて。空気の限界のことも、救出の見通しの頼りなさも克明に分かりながら。怖すぎる。
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