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好きなことを仕事にしたら嫌いになるのか? 〜 好きを仕事にするとはどういうことか? 〜

フリーゲームプロデューサーのうきょうです。

みなさんはこの考え、どう思われますか?

学生さんとかにもよく聞かれることなので、
少し個人的な意見も書いてみたいと思います。


結論から言いますと、
短期的には「嫌いになることもある」が、
長期でみると「嫌いにはならない」でした。


確かに一時的な見方や、部分的にで嫌いになること、嫌な思いをすることはありますが、最後は結局「やりたいこと」を「仕事にしたくなる」傾向が多いということです。


「やりたいこと」を「仕事にしたくなる」
その理由は?


1:辛いことは長続きしない

それは仮に給与が高くても、それが死ぬほど辛いことは継続が無理。心も体も壊しちゃう。人生無理して生きると日常に負担がきてしまう。これは正直無理です。

そして私自身もそれを経験したからそう言えますし、多くの経営者などもよくこのことを口を揃えていいます。「嫌な仕事はしたくない」と。


2:誰よりもうまくできる可能性が高い

こちらも先人たちは同じようなことを口にしています。

結局は自分の強みを活かせること、情熱を注げることが強みになり、参入障壁になり、一番上手にできるという自信も持てる。

仮に最初は楽しくなかったとしても、やっていくうちに楽しいと思えたことや、自分がこれに向いているなと思ったことは自然と好きになるし努力も継続できる。

結果、それが商売になっていることも大石、それを商売にできるならばしない理由はないと。

もちろん例外もあるのでそれは下に書きます。


仕事と趣味の境界性は
別れていた方がいいのか?


これは人によって捉え方が変わるのが一般的・・・と言いたいところですが、この質問自体の回答を超越した思考を持っている人たちが、やっぱり好きなことで理想の収益を上げている人たちであることがよくわかりました。

彼らの回答は「こだわらない」でした。

0ー100思考にならないこと。

状況によってその考えは使い分けができるということ。
結論からはこれでした。

仕事自体が趣味になる程楽しいと思える場合はそれが趣味だと言えばいいし、仕事と趣味を切り分けて考えたければそういう風にすればいいと。そんなものは枠に当てはめず柔軟に考えれば済むこと。

趣味が仕事に活かせることは往々にしてあるし、仕事が趣味に活かせることも往々にある。そこにボーダーをわざわざ設ける理由が何かあるなら分ければいいだろう、と。


趣味で稼げそうにない場合は
どうしても切り分ける必要がある


仕事と趣味を切り分けたほうがいい場合の顕著な例は、その趣味自体がお金になりづらい場合でしょう。その時は、当初はどうしても切り分けて、稼ぐ仕事と、趣味を楽しむこととして分けて考えざるを得ないでしょう。


「好き」の定義をずらせば
「好き」のストライクゾーンは広がる


何かすこしでも興味があること、やってみたいなという物事に関わったり考えたりすることが「好きなこと」だと定義するならば、その定義をもっと広くしてあげればいいんじゃないかと思います。

たとえば、どんなことでも、それをやってみて「不満点はあるけど、満足できる内容だと思えるか」で測るといった具合です

例えば

A:給与は低くてもやりがいがある場合。

B:やりがいはなくても給与が高い場合。

このどちらかが「満足だ」と思えるならば、それも好きな1つでいいんじゃないかと思うし、その仕事は好きなことの1つにないるのかもしれない。


まとめ
柔軟にものごとをとらえよう


1つは、ものごとを柔軟に捉えようということです。

自分が好きなことってなんだろうと考えたとき、「好きだな」と思った時に何が好きだと思ったのかを抽出して抽象化することをやると、より本質的な快感や喜びが得られるポイントが分かるはずでしょう。


2つは、好きなことが嫌いになることももちろんあることを知っておく。

好きなものでも食べすぎると一時的に嫌いになることもあるでしょう。しかしそれは一時的なものであって、お腹が減ればまた食べたいなと思うこともある。それが好きなことなんじゃないかって思う。

仮に好きなことでも嫌いになったり辛いことはもちろんあるということだ。これを知っているだけでもかなり気持ちは楽になる。


3つめは、マーケティング観点で考えること。

いくら好きなことでもそれが仕事にならなさそう、お金にならなさそうならば、残念ながらそれは仕事にすることは難しいかもしれない。

そんなときは、稼ぐ仕事と、楽しむ趣味を切り離さざるを得ないだろう。

例えばあるスポーツの選手はそのスポーツが好きでしょうがないけど、スポーツだけでは食べていけないから仕事をしていることとに近いかもしれない。

この事例はとてももったいないことではあるが、市場がそうなっている以上半分仕方がないところもある。そういう時は、「好き」の定義を満足度で図るなり、広く捉えることで柔軟な考えを持つことも重要でしょうということです。


最後に言えるのは、情熱こそ最強だってことです。

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