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【経営者の思考力】 《問題》ではなく《ボトルネック》を解決する

《問題》ではなく《ボトルネック》を解決する

これはザ・ゴールで書かれている制約理論のお話しでもあります。


「問題」ではなく、「ボトルネック」を
解決することにフォーカスし続ける


この、「問題」と「ボトルネック」のちがい、
最初、私は区別がつきませんでした。

皆様はわかるでしょうか?

たとえば、ある経営者が
「集客を増やしたい!」という
悩みをもっていたとしましょう。


この「集客を増やしたい!」は問題ですが、
ボトルネックではありません。


この問題だけを解決してあげるのであれば、
営業増員や広告を増やすだけで
いいかもしれません。


ですが、
ボトルネックが解決していなければ、
集客施策は短期的には
効果が出ると思いますが、
時間が経てばまた、同じ問題が発生します。

下手すれば、
その先に何を目的としているのかが
不明瞭なままに集客しても
無駄なトラフィックだけ産まれて
マイナスにすらなりえます。


では、この場合の
ボトルネックとはなんでしょうか?


一言で言うのは難しいですが、
簡単にまとめると

その会社、組織、チームにあった
「商品提供までの全体最適力を上げる」こと。

言い換えれば
「組織力の基盤を上げる」と言えます。

健康的に痩せたい!という問題の悩みだったら
基礎代謝力を上げる!というようなイメージですね。


それで、「商品提供までの全体最適力を上げる」
方法として、たとえば、

・意思決定フローの問題、課題の解決
・組織力の問題、課題の解決
・商品設計の問題、課題の解決
・PR方法の問題、課題の解決
・値付けの問題、課題の解決
・採用方法の問題、課題の解決
・使っているマシンを最新にする

などなど、色々なソリューションが考えられます。

つまり、
根本原因の解決にフォーカスすることで
全体最適にもつながりますし、
色々な問題も同時に解決できることもあります。


もちろん、それ以外にも有効な場合もあるので、
過度な一般化は避けます。


いずれにせよ、
私たちがお客さんに提供しているものが

・問題を解決しようとしているのか
・ボトルネックを改善しようとしているのか

見定めるようにしていきます。


「問題さえ解決できれば何でもいい」と
とくに情報弱者のお客さんは考えがちで、

だからこそ悪徳企業にからめ取られますし、
サービスも商品も短命になってしまいがちです。


そういった考えのお客さんには、
ボトルネックが何かをお伝えすることや
長期視点で解決に向かわせていく
教育をすることが私の価値観です。


【執筆者:うきょう】
ゲームプロデューサー & 事業プロデューサー。ソフトバンク、LINE、NHNを経て2回目の起業。オンライン、オフライン問わずに幅広い職種でも対応できる事業戦略や商品、集客企画が強み。

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