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【メンタルブロック】売れない、稼げない、達成できないはモチベーションでは解決できない

モチベーションがあれば、問題は解決できる?
モチベーションをあげれば、夢はかなう?
いえ、それだけでは解決はできません。

モチベーションを上げると
一時的にやる気がでるかもしれませんが、

それは瞬間的なものであり、
長続きすることはありません。

最悪の場合、当初より
気持ちが下がる可能性もあります。

内面を解決しないと問題も目標もクリアできない

今回はロジカルシンキングで
メンタルブロックに対処する方法について
お伝えしたいと思います。

メンタルブロックとは心の心理障壁のことです。

これが人間には大小、少なからず存在しており
それがあることによって
行動の障壁になっていることが多々あります。

今回はその中でもよくある
お金に関するブロックの事例について触れます。

これは個人でもそうですが、経営者や事業主、
チームリーダーにもありえることで、
自学自習をして習得できる要素ですが
その勉強方法や克服方法は
ほとんど教えてもらえないことも事実です。

そしてこれはスピリチュアルな話でもなければ
お金の勉強をしたから解決できるのかという話でもなく
根深く根付いた価値観の客観性、
環境で根付いてしまった考えや視点について
時間をかけて変えてあげる訓練が必要です。

ゆえに、一朝一夕でできる代物ではありませんが、
必ずお役に立てる知識だと思いますので
ここに記しておきたいと思います。


お金のメンタルブロック事例のご紹介

たとえば目標設定で

「お金を稼ぎたい!」と思っていても

「お金を稼ぐ人は悪い人だ!」
「お金を稼ぐ人は強欲な人だ!」
「ギラギラしているやつは嫌いだ!」

「お金をいただく時は悪いことだ」
「自分は報酬を受け取るに値しない」
など、

受け取ることに抵抗が強い場合、
お金を稼ぎたいという
目標に近づきづらくなりますし、
行動自体がやりづらくなります。

その理由は、
2つの感情と価値観が入り乱れており、

アクセル=目標に向かっての行動と
ブレーキ=目標を遠ざける考えや価値観

を両方踏んでいる状態だからです。


この相反する価値観や感情が入り乱れている状態
心のブレーキ、
通称メンタルブロックが掛かっている状態です。

そのため、

頑張っても頑張っても苦しくなりますし、
モチベーションを上げようとしても
やる気がおこらなかったりしますし、

勢いで行動しようとしても
あと一歩!というときに、
急に行動をやめてしまうことがあります。

じゃぁどうするのか?ですが、

1つは、原因を顕在化させること

2つは、原因と行動の結果を場合わけして考えること

3つは、長期的に価値観を変える行動を継続すること

4つは、上記の行動をコーチング、または
フィードバックしてもらえる環境に身を置くこと

です。


今回はお金を稼ぐという事例で書いてみましたが、
これは例えば

幸せな結婚をしたい 
人を頼りたい
頼れる人を採用したい

などの目標設定をする際にも
同様に自分の頭の中の意識、価値観、
トラウマ、メンタルブロックが
多々作用することがよくあります。


対処方法は状況による「場合分け」

今回はその中でも上に書いた
「2」の場合わけによる対処方法
事例をご紹介します。

これは色々なシチュエーションを考えることで、
問題行動を避けることができます。

具体的には、
例えば「お金を稼ぎたい!」と思っているけど
お金を稼ぐことで罪悪感を感じる
というトラウマがある場合、
下記のように場合わけをします。

①サービス提供してお金をいただくが、
 罪悪感に陥る場合の事例と、

②サービス提供してお金をいただき、
 さらに感謝される(嬉しかった)ときについて

自分と相手からのケースを
MECEで考えてみます。

箇条書きでいいので、
下記の8パターンを書いてみて下さい。

MECE(ミーシー (Mee-cee); 英語: Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive (頭字語))とは、「相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」を意味する言葉である。 要するに「漏れなく・ダブりなく」という意味。
<MECE:サービスを販売してお金を稼ぐ/稼がない場合>

【A】自分が提供する側

1.サービス販売をしてお金をいただき、
  相手に罪悪感を感じた時はどんなときか

2.サービス販売してお金をいただき、
  相手から感謝された時はどんなときか

3.サービス販売をしなくて、
  相手に罪悪感を感じた時はどんなときか?

4.サービス販売をしなくても、
  相手から感謝された時はどんなときか


<誰かがサービスを提供してきて買った場合/買わなかった場合>

【B】自分が提供される側

5.相手からサービスを売られて購入したけど、
  相手に対して罪悪感を感じた時

6.相手からサービスを売られて購入し、
  相手に大変感謝した時

7.相手からサービスを売られたが購入を拒否して、
  罪悪感を感じた場合

8.相手からサービスを売られたが購入を拒否して、
  相手に感謝をした場合

これが分かると、

どういう状況の人に対して、
何を提供すると、その人のためになるのか、
感謝されるのか、
喜んで対価をお支払いいただけるのか、
自分が達成感が味わえるのか、


また、

どういった状況のときに、
誰から何を提供されると、
自分にとって助かるのか、
嬉しいのかがなどが


判断できると思います。


「(困っている人から)お金を受け取ることはいけない」
「お金を受け取るに値しない」

といった思い込みがある方が、
人に何かを販売しようとすると、モヤモヤしたり、
いつまで経っても行動できないのは、

自分の「心」では、
必ず役に立ついい商品を提供したいと思って
アクセルを踏み込んでいるのに、

「頭」がブレーキを踏み込んでしまっている状態だからです。

このパラダイムが修正できれば、
モヤモヤもなくなりますし、
ブレーキとアクセルを同時に踏むことがなくなりますので、
より自然な形で楽に結果が出せるようになっていきます。


では、どのようにしてパラダイムを変えるか、ですが、
先ほどのMECEの結果のとおりです。


「こういう時にはこうした方がいい、
 こういう時にはこうしない方がいい」という
条件を分けたパラダイムにすればモヤモヤが解消します。


このように、常に心や感情に
フォーカスする必要はないですが、
モヤモヤが起きたときには、
心や感情にフォーカスするようにしましょう。

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