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「Chains」ホントはこんな風に歌ってんじゃねぇのか?【ビートルズ全曲歌詞和訳チャレンジ】

皆様、ご機嫌いかがでしょうか。

ビートルズ
勝手に和訳シリーズ。

今回は
1stアルバム、
「プリーズ・プリーズ・ミー」
その4曲目、

「Chains」

です。

前回の
「ANNA~GO TO HIM」同様、
カヴァー曲ですね。

デビュー前から
ライブでのレパートリーだった
カヴァー曲の数々も
どんな内容の歌だったか
掘り下げてみましょう。

今回の「Chains」、
明るい曲調ですが
これまたこんな感じです。

「Chains」(束縛オンナ)

Chains...
my baby's got me locked up in chains.
And they ain't the kind that you can see.
Oh, these chains of love got a hold on me, yeah!

束縛、キツい!
俺のオンナは束縛しすぎ
そんな風には見えないけどね

「愛してる」っていう束縛は
キツいよね、マジで!

Chains...
well, I can't break away from these chains;
can't run around 'cause I'm not free.
Oh, these chains of love won't let me be, yeah!

俺のオンナの「束縛」は
本当にキツいよ
俺の自由はゼロ、
逃げられもしない

束縛されすぎて
俺の希望は通らないくらい、
マジで!

I wanna tell you,
pretty baby, "I think you're fine.
I'd like to love you...
but darling, I'm imprisoned by all these

言えるならばこう言いたいよ、

「君はイイオンナだ」
「ちゃんと好きになりたいんだけどね、
でも、俺をガチガチにして
マトモじゃない状況にさせているのが…

chains!"...

「お前の束縛だよ!」


My baby's got me locked up in chains.
And they ain't the kind that you can see.
Oh, these chains of love got a hold on me, yeah!

ちょっと俺のオンナの束縛はひどい!
そんな子に見えないね、
ってよく言われるよ

「愛の呪縛」って、
こういうことなんだよな、まったく!

Please believe me when I tell you,
"Your lips are sweet...
I'd like to kiss them...
but I can't break away from all these

信じてほしいなあ、

「きゃわわなクチビル」
「キスしたいよ、本当に…
でも、やっぱりキツいよ…」

chains!"...

「お前の束縛は!」


My baby's got me locked up in chains.
And they ain't the kind that you can see.
Oh, these chains of love got a hold on me, yeah!
Chains... chains of love...
chains of love... chains of love ...

どうにかならんかな、
あの束縛オンナ

見かけによらないとか、
もうどうでもいいよ

これ以上束縛されたら、
俺はおかしくなりそうだぜ!

この鎖のような束縛、呪縛!
あぁ、キツいっ!

「愛の鎖」ってところでしょうか。


もともとこの曲、
女性コーラスグループの
ヒット曲でした。

だから本来は
「愛の鎖」で
男をがんじがらめにする
オンナの欲望、もしくは

男の「愛の鎖」という
独占欲を歌ったものかもしれません。

しかし
ビートルズが歌うと、
こんなひねくれた印象に
なってしまうのは

ワタクシ自身がひねくれている
そのせいかもしれません。

それでも、
ジョージ・ハリソンくんの
いろんな意味で素直な
ヴォーカルのおかげで
すっきり聴ける曲に
なっていますよね。


さて、
このビートルズの楽曲を
勝手に和訳するシリーズ。

調子が出てまいりました。


次回は1stアルバム5曲目。
リンゴくんが歌う

「BOYS」です。

お楽しみに!

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