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『Everybody's Trying to be My Baby』ホントはこんな風に歌ってんじゃねぇのか?【ビートルズ全曲歌詞和訳チャレンジ】

皆様、
ご機嫌いかがでしょうか。

ビートルズ、
勝手に和訳シリーズ。

今回はジョージ君大ハッスル。

『Everybody's Trying to be My Baby』


でございます。

アメリカの歌手、
カール・パーキンスのカヴァーですが

邦題はなんと

「みんないい娘」


(´_`。)・・・

そりゃいくらなんでも・・・ですわな。


それはともかく、
ここまでのビートルズのアルバム、
最後の曲がカヴァー、
しかもR&R色が強い楽曲を
選ぶ傾向にありましたが
これもその一曲ですね。

普段は
ジョンさんやポール君の
後ろに大人しく控えている
ジョージ君も
得意分野で大ハッスルです。


そしてここから
徐々に、じょじょーにですが
アーティストとして
ジョージ君は成長していくのです。


さて、
このように
軽快で楽しげなこの曲。

ジョージ君は
どんな歌詞を唄っているのでしょうか。


「Everybody's Trying to be My Baby」
(モテすぎちゃって困るの)


Well, they took some honey
From a tree
Dressed it up and they called it me

あれっ しらなかった?

天使の止まり木からとった 甘いあま~いエキスを使って
宝石を作っていたら そこから
僕が生まれたんだよ

Everybody's trying to be my baby
Everybody's trying to be my baby
Everybody's trying to be my baby, now

みんな僕のカノジョになりたいんだね
そんなに僕のカノジョになりたいのかぁ
そりゃそうだろうなあ 「僕の」カノジョだもんね

Well half past nine
Half past four
Fifty women knocking on my door

9時半から 4時半まで
50人女の子が来たね 少ない方だけど

Everybody's trying to be my baby
Everybody's trying to be my baby
Everybody's trying to be my baby, now

みんな僕のカノジョになりたいんだね
そんなに僕のカノジョになりたいのかぁ
そりゃそうだろうなあ 僕だってなってみたいもん

Went out last night
I didn't stay late
'Fore I got home I had nineteen dates

昨夜は深夜に出かけたけど わりとすぐに帰ったね
19人しか相手してないもん

Everybody's trying to be my baby
Everybody's trying to be my baby
Everybody's trying to be my baby, now

みんな僕のカノジョになりたいんだね
そんなに僕のカノジョになりたいのかぁ
そりゃ 女と生まれたら僕のカノジョにならなきゃね



虚言癖ですね。


でなければ
妄想癖。


もともとこの曲。
おバカソングだったようで、
見目麗しきイケメン歌手が
若い女の子に
きゃあきゃあ言われながら

嘘ばっかりの
大げさな
ホラ吹きソングを
唄っている。

それは
バカバカしくも
いいものでしょうね。

ただ。

ジョージ君がこれを唄って
説得力があったのか

パロディになっていたのか

うーむ。

ジョンさんが
パンツ一枚で
唄った方が
笑えるような気もするなあ。


それはさておき。

今回で
「Beatles For Sale」は
おしまい。

次回からは
前期ビートルズとしては
最後のアルバムとなる

「HELP!」

に突入です。

サウンドも、
歌詞世界も
中期のそれにつながる
面白いアルバムです。


一発目はもちろん、
タイトルチューン

「HELP!」

をお届けいたします。


どうぞお楽しみに!

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