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今日は参議院議員選挙投票日

1.はじめに

ちまたでは若者よ選挙にいけとすごく大々的に言われるようになりました。僕の肌感覚ですが、今回の参議院議員選挙(以下参議院選)は、ここ数年でもっとも「若者よ、選挙に行こう」と言われている気がします。

最近のSNSの急激な普及によって、多くの若者インフルエンサーが投票を呼びかけたり、漫画やイラストで投票について解説されるなどされているからです。

なぜ僕がここまで若者の投票に敏感になっているかというと、大学入学時から選挙啓発のNPO法人をすこししていたからです。(NPO法人Mielka

そんな感じで僕なりに選挙に行く(=投票)の意味を書こうと思います。



2.選挙にいくこと


そもそも選挙に行くこととは、なんでしょうか。

選挙に行く人は「どうしても勝ってほしい政治家がいる」「任せたい政党がある」「国民の義務だから」「行った方がいい気がするから」など様々な動機によって行っていますが、多くの人は「選挙にいく必要があるとなんとなく思っている」状態ではないでしょうか。


「自分が選挙に行くことでは何も変わらないんじゃ?」とは思うものの「なんとなく行った方がいいのでは?」とも思い悩んでいるでしょう。

しかし「選挙の分かりにくさ」が投票行動の邪魔をします。

選挙ってわかりにくいですよね。誰がいいのかわからないし、適当に入れるのもダメな気がするし。



3.選挙ってなんだ


じゃあそもそも選挙ってなんだ。

(ざっくり書くので厳密には間違いなこともあります。がご容赦ください。気付くような人はこんなnote読まずにさっさと選挙に行ってください。)


日本の国会は、二種類の院によって構成されています。「①衆議院」と「②参議院」です。任期はそれぞれ「4年※」「6年」です。

①衆議院のほうが権限が強くて偉いです。けれども衆議院には解散ってのがあって総理大臣が「解散じゃ」っていったら全員クビになって、もう1回選挙で当選しないといけません。

ですが結構解散してます。だから任期が4年とはいっても、実際はそんなに長くなかったりします。

ちなみに、その代わり衆議院には「内閣不信任決議案」ってのが出せて、可決されると内閣総辞職か解散になります。バランス関係です。


一方、②参議院は任期が6年もあります。一度当選してしまえば6年は勤められます。結構長いです。中学入学から高校卒業までありますからね。めっちゃ長いです。

ちなみに、長すぎるので、A班B班に分けてずらしたタイミングで選挙することで、3年に1回やっています。今年当選したA班の人は次の次に選挙があります。(次はB班のため)


そんなイギリスっぽい二院制をとっている日本の、参議院議員選挙が今回はあります。

概要はつかめたでしょうか。

では次に具体的に選挙に行って投票するまでのプロセスを説明します。



4.選挙に行く


実際に選挙にいくまでのステップを紹介します。


・投票日(21日)に行く

これは簡単ですね。1週間前までには概ね「投票所入場券」紙が自宅に届いていると思いますので、それを持って投票日に投票所に行くだけです。投票所に到着すると、受付の人に紙を渡せばそこからは指示に従うだけです。3分で終わります。あっけなさ過ぎてわざわざ来たありがたみが薄れてしまいます。


・期日前投票にいく

「期日前投票、聞いたことあるけど、手続きとか面倒なのでは?」そう感じる人も少なくないと思います。しかしこの期日前投票というのは、通常の投票日となんら変わりません。期日前とかいうからわかりにくいんです。毎日が投票日にすればいいと僕は思います。


・不在者投票

これは僕も大変お世話になりました。「おれ住民票実家だし、わざわざ選挙のために帰省するの面倒」と考えている人向けの制度です。

何らかの事情により、住民票記載の住所と現住所が違う場合に使える制度。ざっくり言うと、通常の投票との違いは「投票用紙を自分で取り寄せる」だけです。各自治体のHPにある用紙を印刷し、現住所を記入して選挙管理委員会に郵送するだけです。そうすると、投票用紙が現住所に送られてきますので、それを持って最寄りの投票所に行くだけです。



5.選挙に投票する


誰をどう選んだらいいのか、ここではそのことについては書きません。

投票に行くということは、自分の意思を表明するということです。その意思がどんな意思であっても構わないと思います。自分なりの選択基準で、自分なりの意思を投票してください。


あなたの投票行動に少しでも寄与できたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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