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周りが豊かになり、自分も豊かになる

どうも、ウクモリ ヒロオです。

先週のnoteで、なぜ働くのかということについて書き綴りました。ありがたいことに多くの方にお読みいただきましたが、私はその投稿で、働く目的は「自ら収益を得て豊かな人生を歩むため」だと書きました。最近は、この考えを新たなに加わる社員にも説明するのですが、先日のnoteでは肝心な部分を説明し忘れたことに気付きました。なので今日は、その部分を補足する形で話を進めたいと思います。

私は「自ら収益を得て豊かな人生を歩むため」に大切なのは、タイトルの言葉の通り、自分だけでなく周りの人と一緒に豊かになることだと思っています。流れとしては、周りの人を豊かにする努力をすれば、結果的には自分も豊かになる・・・そんな感じでしょうか?私の会社が「お客様のお役に立つために出来ること」という言葉を会社の中心に添えているのも、お客様が豊かにならなければ、我々も豊かになることはないと感じているからです。

松下幸之助さんが大切にした「共存共栄」という言葉に私が共感するのも、ここまでの内容でお分かりいただけるのではないかと思います。別の言葉で表現するならば、「誰かが犠牲になる」というやり方は避けたいとも思っています。

日本には「三方芳し」という近江商人由来の素晴らしい言葉があります。

「売り手良し」
「買い手良し」
「世間良し」

最近になり、社会課題を解決するための事案に触れる機会が多くなってきたからこそ、この言葉が「もったいない」という言葉と同様、グローバルスタンダードになって欲しいと願っています。

私自身この10年を振り返ると、自分よりも先に相手を…というスタンスで活動することが多かったように思います。そのように活動してきた結果、私自身もとても豊かになりました。

ここでいう「豊かさ」とは、収益面だけでなく、精神的な部分や考え方といった側面も含んでいて、トータルで豊かだと思えるような状況だという意味合いです。動物園で、ホンドギツネのカズオ君が出てくるのを延々と待ったりするのも、豊かさという言葉を表す上では代表例なのかもしれません(笑)

利他であれ。

他人からは「なぜ?」と疑問符が付くくらい利他的に動く機会が多い私ですが、それは私にとっては自然体であり、なによりも三方芳を実現するための確実なやり方だからです。むしろ、自分だけが…というやり方が通用しない世の中だからこそ、相手を思いながら活動することに価値も感じています。

最近、周囲でDXなどのキーワードに影響されてデジタル化に熱心な人が増えつつあります。ただ、中にはデジタル化の根底にあるものが、実はかなりアナログなものだったりすることに気付いていない人もいます。

人が豊かになるために生み出されたものが、実際には逆行するものだったとしたら。どんな事例が最近増えているので、とても気になります。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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