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KNOTFESTに参加してみて感じた「新鮮さ」

どうも、ウクモリ ヒロオです。

土曜日は幕張メッセで開催されたKNOTFEST JAPAN 2023(ノットフェス)に行ってきました。2019年末にチケットを購入したものの延期が続いていたノットフェスでしたが、4年の歳月を経てようやく開催されました。いや、本当に長かった・・・。実は息子の大学入学祝いにと、チケットを2枚購入していたので、延期のアナウンスがあるたびにため息をついていました。だからこそ、初フェスの息子とどんな時間を過ごせるのか、楽しみでした。気が付けば息子も社会人なので(苦笑)

発表された時のラインナップには、浜田麻里さんやBABY METAL、ANTHRAXなど知っているアーティストが多かったのですが、延期に次ぐ延期で、気が付けばIn FlamesとTHE 冠、BAND-MAID以外は、名前は知っているけれども・・・というレベルのアーティストばかり。正直、自分自身が楽しめるのか少しだけ不安でした。当然ながらSlipknotは知ってます(笑)

そして迎えた土曜日。行ってみて驚いたのは、年齢層の低さ。この点、すごく新鮮でした。サマーソニックの老若男女が集う感じではなく、明らかに若い人が多い。あまり言いたくありませんが、純粋なメタルフェスがいかにベテランの観客向けなっているのか、かなり強烈に感じてしまいました。

本来はここからライブレポ・・・と言いたいところですが、今まで参加したフェスとかなり違う印象を受けたので、その点について語りたいと思います。なお、あくまでも土曜日のROADSHOWに参加した感想なので、ご了承ください。

まず、全体を通じて良い流れが良かったということ。日本人アーティストが多くて・・・ネット上では、2019年の発表時から少しばかりネガティブな発言もありましたが、実際に参加した者としては「それが何?」というのが、正直な感想です。むしろ、実力あるアーティストが勢揃いしていて、私は逆に新鮮さすら感じました。例えていえば、サマソニで自分が観たいアーティストの出番待ちをしていて、たまたま観たアーティストがメチャクチャ格好良かった。ノットフェスでは、まさにそんな状況が続きました。

大物アーティストの前座をやったことがあるMAN WITH A MISSIONやBANDーMAIDだけでなく、渋さを感じるROTTENGRAFTTYや、昨年のサマソニで観て興味を持っていたCVLTEなど・・・日本のアーティストだから何なの?と言いたい、素晴らしいアーティストが揃っていました。オープニングアクトで登場した「我儘ラキア」というアイドルグループも、隣のエリアから2曲しか観れませんでしたが迫力あって良かったです。

そんな充実したライブもさることながら、会場の雰囲気が良かったのも特記すべきポイントかもしれません。ライブ会場に入る前にあったカラオケのJOY SOUNDのブースなども、カラオケしている人に対してサークルピットが出来るなど、若い人ってフェスの楽しみ方を知っているなぁと感心してしまいました。今までの私だったら、気になるバンドを全部観なくちゃと意気込んでいたので、あの余裕は羨ましいです。むしろ、今回はしっかりと休息時間を取ったからこそ、そんな光景に巡り合えたのかもしれませんけど。

フェスって、物販に並んで、サイン会のチケットの争奪戦に巻き込まれ、ライブはより近いところで・・・メタル系のフェスだとそうなっていました。それが一転したのは昨年のサマソニ。珍しく1人で参戦したからこそ、自由気ままに堪能することが出来ました。既に多くの人がそうだと思うのですが、フェスって音楽だけじゃなくて雰囲気も楽しむ方が、より楽しくなることに初めて気付きました。

ライブに仲間と飲みに行くと明言している人もいて、それまでは「そんな勿体ない」と思っていました。ただバカ騒ぎするんだったら居酒屋に行けば・・・って本当に思っていたんですが。その考えが今回のKNOTFESTで完全に変わりました。それもアリだなと。

息子の初フェスに立ち会えたのは、とても光栄です。後半はお互いが思い思いに過ごしましたが、それはフェスならではの過ごし方だったのかもしれません。MAN WITH A MISSIONをかなり至近距離で見たらしい息子は、かなり興奮しながら「楽しかった」と帰りの電車で語ってくれました。

来日が続々と決まる状況下ではありますが、単独公演を積み重ねるよりサマーソニックで知らないアーティストを観にに行こうかな・・・そんなことを思っています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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