見出し画像

「自分が悪い」に気付くこと

どうも、ウクモリ ヒロオです。

先週放送されたカンブリア宮殿に、合羽橋飯田屋の飯田結太君が登場しました。おそらく出会ってから10年以上経っていると思いますが、お互い切磋琢磨する経営者仲間として、懇意にさせてもらっています。


彼が苦悩していた時、同じように悩んでいた

番組の後半、彼が苦境に立たされた時のエピソードが登場しましたが、不思議なことに私も同じタイミングで同じように苦悩していました。会社が上手くいかない諸悪の根源が自分にあることに気付き始めた時期でもあり、結太君とは彼のお店やメッセンジャーで色々なやり取りをしていたことを思い出します。今でも仲良くさせて貰っているのは、お世辞抜きにお互いを褒め合えるからなのかな・・・と感じています。

実は私も、社員が大量に職場を去った時期があります。今、会社を支えてくれている社員のほとんどは、私が採用しました。結果的には、私が唱え続けている「お客様のお役に立つために出来ること」という言葉を理解してくれた社員が残りました。なので、方向性を曲げなくて良かったなという想いもあります。ただ、結太君もあの番組で述べていたように、社員がNOを言えない環境を作っていたため、決して社員にとって居心地は良くなかったと思います。

私自身は、経営者としてはまだ半人前にもなっていないような状況なので、偉そうなことは言えません。そんな状況ではありますが、少なくとも会社の環境が変わらない要因のひとつが「自分が悪い」と気付けたことは、その後のことを考えると大きな転機になりました。

他人ごと→自分ごと

この転機がキッカケとなって、自分ごとだと感じられることが多くなりました。どのように捉え、どのように動くかはトライ&エラーが続いていますが、少なくとも足元も含めた身の回りが明確に見えるようになりました。

同時に、見えたものをしっかりと言葉にする、つまり言語化することの重要さにも気付かされ、伝えるための工夫もするようにもなりました。伝えようと努力するからこそ、人とのご縁の大切さにも配慮するようになり、今のような活動へと変化しています。ホームページやSNSで発信を続けているのも、ゼロイチを創出することも、どちらも自分ごとだと捉えているから必死になれます。

素直な自分であること

自分が悪いと気付いて、一番良かったのはより素直になれたことです。例えば…

・分からないことを分からないと言える
・相手に悪いことをしたら、ゴメンナサイと言える
・相手が良いことをしてくれたら、心からありがとうと言える
・悲しい時は思い切り泣く
・嬉しい時は思い切り喜ぶ

などなど、大人になるにつれ出来なくなっていたことを、思い切り表に出してしまえばいいんだと思うようになりました。ただし、怒りの感情を表に出すには控えめで…。

特にここ5年くらいは、素であればあるほど上手くいくことが増えました。自分の実力なんて、大したことないと気づけば、人に任せることも出来ます。任せた相手にありがたいと感謝することで、自分も相手も楽になります。結太君の会社の社員の方が、「任せてもらえるようになった」と言っていたのが印象的でした。それでいいんだよな…と。

そんなことを考えつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?