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小笠原日記18日目 観察記/これからちょっとこっちで働きます

小笠原に来て18日目!前は日記ちゃんと書いていたのに。。知らずのうち書かずにそんなたってしまったのか。。本当に帰ってくるのといろんな人から言われております。どうなることやら。

こっちへ来てから、いろんな宿を転々としてみた。
最初は、パーマカルチャーな家、プーラン。
2箇所目は、小笠原大好きな人がシングルトラベラーが集まる宿、小笠原ユースホステル。
3箇所目は、中学時代の同級生の家。
4箇所目は、山と海の間にある綺麗なバンガロー。
5箇所目は、一人暮らしみたいにくつろげるホステル、パパヤ。

住む場所によって、いろんな小笠原を知れる。

小笠原では、基本的に暇な生活を過ごしています、過ごしていました。
こんなに時間があって、行く場所も少なくて、コンビニだってスタバだってなーんもない。
ただ海と山と人がいるのみ。資本が入り込んでないと暇になるのか?平和とは暇ということなのか?
のんびーり、海でも見ながら考えすぎない日々を送っているところです。

そんなこんなで、こっちに来て色々面白いなーと思った生活や光景があるので、ざっくり記録しとこうと思います。


のびのびとした子育て

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小笠原って、子どもがすっごい多い。
仲良い人たちに子どもがいるから、一緒に過ごさせてもらったりしてるのだけど、
子どもたちは、毎日海に潜ったり、広場にある誰が作ったかわからない手作りブランコで他の子どもたちと遊んでいたりする。
騒いでいても、迷惑な視線を感じることなんて一切なくて、むしろ、地域の微笑ましくみんな見守ってくれているかんじ。
ワーワーキャーキャー、他の子どもたちと楽しそうに走り回っている。
お母さんやお父さん同士も、いいよー子ども見とくよーとか言って、他の家の子どもたちを抱っこしたりする。

今思い返せば、子どももいない私が、ママと子どもたちのお弁当持ち寄り会にお邪魔して遊んでいたのは、興味深い光景だったなぁ。笑


ごった返しの入港日のスーパー

1週間に1回、おがさわら丸の入港と同時に、閑散としていたスーパーに野菜やお肉がズラーと並び出す。
食料の調達を待ち望んでいた島民たちが、み〜んな、島に2つしかないスーパーめがけてわんさか集まる。
「ほらー、走らないの!」
「あらこんにちは〜!」
子どもたちは人ごみのスーパーを迷路のように駆け巡るし、顔見知りの人に会えばその場で立ち話が始まるし、なんとも不思議な、親戚一同が集まる場に近い感覚になる。

そんな感覚だからなのか、昨日はレジにたどり着くまでに10分ほどかかったが、全くイライラしない。
誰か知り合いいるかなぁ、あタマネギ入れ忘れたごめんなさいちょっと列はずれます、イライラしてる暇があったらご飯のことでも考えよう〜、そんなかんじ。

スーパー、お祭り、これ地域の人が一挙に集まる場所ですね。


やりたいことを貫く人々

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ここへ来て思ったのは、小笠原の女性たちがみんなカッコイイしキレイ、強い。
子どもと一緒に素潜りして、岩場からタコを書き出すお母さんもいれば、
嵐の中雨に打たれながらドルフィンスイムツアーを率先するお姉さんもいれば、
自営業で移動式カフェを経営しながら勉強してギリギリの生活を送っているおば姉様もいれば、
家族と一緒に、子どもたちに全身で愛を注ぐお母さんもいる。

みんな、社会的なステータスなど関係なく、自分の中にやりたいことがあって、素直にそれを表現している。

男性も、死にそうになりながら働いてる人、全然いない。
日中仕事して、17時ごろ帰って来て、家族との時間を過ごしたり、スポーツしたり、自分の時間を楽しんでる。
自営業の人も含めて、自由度は高いイメージ。

高級車に乗って、高い服やアクセサリー身にまとって、そういうのこの島だと逆になに見栄張ってんのってなりそう。。


日々考えさせられる共同体としての幸せ

こっちに来てずっと考えているのが、家族、個人、地域としての幸せということ。
小笠原は、東京都心みたいな、新しいことやスピード感なんかは全然ない。
けど、獲った魚をおすそ分けしあったり、子どもをみんなで面倒見たり、海やスポーツで体を動かしたり、音楽で遊んだり、それなりに生きていきる土壌がある。


これからちょっとこっちで働きます

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そんな小笠原の島の様子をもう少し知りたくて、明日からチャーリーブラウンという飲食店で働くことにしました!
寮もついてるので、しばらく島民生活になりそうです。

あと、こっちには本屋さんがないのだけが不満なので、移動式のブックトラック作りたいなーと。
誰か一緒にやってもイイよーって人いたらこれもゆる募です♡

他にも、こっちに来て面白い光景が結構ある。
おが丸のお見送り、盛んなスポーツ、暇で芝を刈りまくるグリーンレンジャーなどなど。。
またnoteに書こうと思います〜

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