家族で巡る名護市の魅力:パイナップルパークから古民家レストラン、21世紀の森ビーチまで
8歳の息子と2歳の娘と、夫婦で6泊7日の沖縄旅行に来ている。2日目は旅の中心地である名護に出かけた。家族で巡る名護市の旅は、心温まる思い出と新しい発見にあふれていた。
パイナップルパークでは子どもたちの笑顔が絶えず、古民家レストラン「大家」では自然と歴史を感じながら美味しい料理を楽しんだ。21世紀の森ビーチでの夕日は、家族の絆をさらに深めるひととき。そんな素敵な旅の続き。
この前の旅行記。
8:00 東横イン
沖縄旅行2日目。
東横インは清潔で安くていいホテルだけれど、朝食がいつも微妙な気持ちになる。無料なので文句は言えないけれど。(言っているけど)
2歳の娘はやたらと沖縄そばをおかわりしていた。郷土料理があるのは結構嬉しい。
ホテルからバスと徒歩でレンタカーを借りに行く。
同じ沖縄でも那覇市の景色は都会だ。沖縄が田舎でのんびりできると思って那覇に移住したら相当ギャップが生まれそう。
今回の旅のお供はトヨタのTANKだった。
中古車レンタカーということだったので相当古い車も覚悟していたけれど、予想以上に新しかった。わが家の軽自動車よりも新しい。
今回のメインの旅先である名護を目指す。
沖縄の街路樹は緑が濃いマングローブみたいな見た目をしていて、走るだけで異国にいる気分にさせてくれる。
11:30 ナゴパイナップルパーク
1つ目の観光スポットは息子が大好きなナゴパイナップルパーク。その名の通りパイナップルパークのテーマパークだ。
ナゴパイナップルパークに来るのは3回目。雨の影響で室内テーマパークに人が流れ込んでいたのか、今までで最も混んでいて入るのに30分くらいかかった。
パイナップルパークは8歳の息子のお気に入りで、沖縄旅行に来ると毎回ここに来ている。
初めて来たのは4歳くらいの頃で、沖縄旅行から帰ってからもテーマソングである「パパパパパパパイナップル♪」の音楽をずっと歌っていた。歌うたびに「おもしろい?」と聞いてきて、あの頃もとてもかわいかったのを思い出す。
パイナップルパークには温室があり、亜熱帯気候の植物がたくさん生えている。珍しい木々や昆虫を見ていると、普段とは違う景色を見れているからか豊かな気持ちになってくる。
パイナップルパークにはなぜか恐竜もいる。入り口で乗っていたカートの説明によると、沖縄によく生えているシダ植物がジュラ紀にも生えていたからと言っていた。
本当にそれだけで恐竜ゾーンを作ったのかは怪しいが、沖縄にはパイナップルパーク以外にも恐竜ゾーンがあるの謎は深まる。
お土産ゾーンは比較的新しくて、とてもおしゃれ。
人はステキな思い出を作るために旅をしているから、観光スポットの出口にステキなお土産ゾーンを置けていると儲かるということを以前本で読んだ。
大体3時間くらい遊んでいた。
14:30 大家(うふなー)
出発が遅かったので、昼食も遅くなってしまった。
近くにあった大家(うふなー)という古民家レストランに向かう。
「古民家が1軒あるだけだろう」と思っていたら、山丸々1つの敷地があった。
14時半に着いても1時間待ちであったが、広い敷地内を探検していたら時間はスグに過ぎていった。
敷地内の山を散策していると、写真以外にも珍しい色のトンボやフルーツを見かけた。
2歳の娘が何か見せたいものがあるらしく、手を引く方へと歩いていくと、ムカデらしき虫がすごい勢いで走っていた。
山を散策後に案内されたのは完全な個室だった。片側の窓からは流れる川を望むことができ、反対側からは古民家を見下ろすことができる。
あまりの良い部屋に写真を撮りまくったり、「もはやここで住みたい」などという話をしていた。
料理も抜群に美味しくて、家族みんなが大絶賛。
大体1人1000~1500円くらいだったと思うので、料金も手頃だった。
店を出るときにはほとんどのお客様がいなくなっていた。個室以外の席も森カフェっぽくてとっても良かった。
17:00 フェニックスパークホテル
今回のメインの宿は名護にあるフェニックスパークホテル。
夏休み期間中にもかかわらず4泊4名で36,000円と安く、フロント横に小さなロビーがあったり部屋も清潔だったりと良い宿だ。
部屋に着いた瞬間、兄と妹はベッドで横たわり始めた。
君たち、服はキレイなのかね。
18:00 21世紀の森ビーチ
夕食の時間ではあるけれど、昼食が遅かったので歩いていける場所にあるビーチに向かった。
台風が近づいているらしく風は強かったが、夕日の時間帯でとてもきれいだった。
息子と娘は今回の旅行で初めての海ということで、私服を着ているという状況にも耐えきれずそのまま服を濡らして遊び始めていた。
20:00 かねひで
あまりお腹が空かないので、夕飯は近くのスーパーで済ませることに。
20時過ぎということで総菜も刺身もほとんどなかった。考えるのが面倒になってしまったので、カップ麵を食べることに。
疲れていてもカップ麵なら食べることができる。ホテルの机が小さかったので、床に座って泥のようにカップ麺をすすった。