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聞こえることの意味👂

先月、1年ぶりに
大阪で暮らす両親と妹に会いました。


昨年母に会ったとき
ずいぶん耳が遠くなっていてショックだったことを記事に書きました。覚えている方もいらっしゃるかもしれません。


今回は何だか前より会話がスムーズだなと
思っていたのですが
「実はこれやねん」
と母が見せてくれたのが補聴器。
手に取って見たのは初めてです。


「ずいぶん高いと思ったけど…
ここにな、小さいパソコンが入ってんねんて。
"これから長いお付き合いになります"って
お店の人が言うねん」と母。

確かに精密機械やからなぁ…
とは思いましたが、
すぐに私は、色んな意味で
自分の知識が浅かったと
気づくことになります。


私はこれまで、補聴器というのは
買えばすぐに、誰でも同じように
使えるものだと思っていました💧
でも実は、買った時点がスタート。
人間の顔が一人一人違うように
耳の中も一人一人違うんですね👂
生活習慣・普段の聞き方によっても変わる。
人によって聞き取りやすい音や声が違うそうで、
少しずつ微調整していくそうです。
つまり、その人に合わせて
カスタマイズするんですね。


その手間暇や 年月を見込んでの
お値段💰だったのですね。


でも・・・母が高額な買い物を決心したのは
それだけの理由ではなかったんです🌟


実は母は1年前にも
補聴器を買うことを迷っていたようなんですが
まったく聞こえないわけではないし、何より高い。その時 相談したお店でも強くは勧められなかったようです。

ところが今年になって
母が訪れたお店のAさんは
すぐに補聴器をしましょう❗️と
強く勧めたそうです。
取り返しがつかなくなるから、と。

皆さんは、相手の言うことを聞き取れないとき
どうしますか?
たいてい聞き返しますよね。
でも、それが同じ会話の中で
何度も 何度も起こるとしたら❓
まあ、いっか⋯
となると思います。
聞こえない回数が増えたら
自然と会話そのものも諦めてしまいそうです💧


つまり、聞こえることを諦めてしまったら
人と会話をしなくなる
会話をしないことで
使わなくなる脳の機能がある。
それは1度壊れてしまったら
もう元には戻らない😱
そのことをAさんは言っていたのです。

そうだった…
事故で寝たきりになったとたん
認知症が進むなんて話はよく聞いていたのに。

Aさんは認定補聴器技能者という資格を
持った方でした。
その方に出会えてラッキーだったと
母は言っていました。
「認定補聴器技能者」
初めて聞きました。

どうせ物を買うなら
信頼できる人のところで買いたいと
あらためて思いましたし
自分も頼ってもらえる仕事をしたいなと
つくづく思いました。

聞こえるって
ホントにありがたい。
生まれた時から今まで
何不自由なく聞こえていたことに
あらためて感謝🍀🍀🍀



🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀

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