現場で起きるイレギュラー。机上ではわからないことだらけ。
ネイリスト下積み時代から
ずっと言い続けていることがあるんです〜。
「織田裕二で、いいのかも。」
Z世代以降の方に伝わらなかったら
すみません。。
私は性分的に柳葉敏郎を目指していないタイプの現場主義な技術者なようで、
(「踊る大捜査線」参照)
現場で起きていることを
ひとつひとつ納得できる形で
解決に導くことが、
自分の中の満足度(幸せ度)に直結します。
そして
お客様からのありがとうの言葉や、
あなたに施術してもらって本当によかった、
このネイルをしていて
人からめちゃくちゃ褒められた、
声を掛けてもらえた、
ここにくると癒される...
私はそれらの言葉達を浴びせられると
なんだか例えようのないチカラが
湧いてくる不思議。
上にのぼりつめて
一流とはなんたるかを突き詰め
的確な指示がだせる指導者として、
人を育て、輝かしい業績や結果をおさめ
記憶や歴史に残る人になるような、
そういうことはできないかもしれません。
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狭小なサロンに
賞状や資格の証がいろいろと
飾ってあるので
「すごく頑張り屋さん」という印象を
もたれることがありますが、
現場で、ニーズがあった。
だから勉強した。
自分に自信がなくて、
自分の発言に責任が持てないことに苦悩して、
合っているのかどうか
自分以外の人に見てもらいたかった。
誰に聞いても的確な答えがわからなかった。
自分で点を線にするしかなかっただけ。
そして、資格は
取るために勉強はそりゃ
するわけなんだけど、
とったあとに活かせてなければ
何の意味もないライセンス。
いつからかワタシは
「資格をとる」こと自体をやめて、
頭の中の点を
線で結びつけながら本質を探し
歩んできたここ数年間。
まだまだ現場にいれば
課題が降りそそぐし、
すぐに答えが出せないことも
まだまだたくさんある。
人生は死ぬまで勉強なんだ〜
(本当に)と
思って今があります。
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マニュアルには解決方法が全部
載っているわけではないし、
机上でいくら考えたって
最善にたどりつけないとき。
そんなときは、
やはり現場に立ち続けるしかない。
クレームになろうが
お客様を不快にさせてしまおうが
経過を見せていただかないと
はじまらないわけです。
指先は何気なく使うのに
生涯働きものすぎる身体パーツ。
人によって職業によって
家族構成によって
住んでる場所によって
家庭環境によって
指先環境も違えば、
指使いの頻度が1000人1000通りです。
指、10本+10本もあるし。
しかも、日本には四季が明確に
4つある。
そしてもしも、
女子という名の動物に生まれたのなら
子宮という神秘の臓器があることで、
自分にも振り回され、
お客様の症例にも振り回される。
それをひっくるめて
ネイリストを選び、
生き甲斐ややり甲斐を見出しながら
20年やっています。
そして、好きなことや
趣味がこうじてたどり着いたお仕事。
だからって、
楽しくて仕方がないかといえば
辛いことも同等にあって、
いつか、嵐の櫻井翔くんが
TVで言っていた。
「好きな仕事(嵐)をするためには
好きなことだけ、できないんですよ。」
が、いつも心にあります。
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私には息子が二人おりますが、
いつか、この文字が届く日がきてほしい。
「風」の令和時代に
親だって道しるべがむずかしい。
我が家はお医者の家計でも
弁護士でもなくて
今ある仕事は、20年後に
あるかな。
子供たちは何に生きがいをみつけて
どんな職業につくだろう。
検討もつかないけれど
「好きなことを、仕事にしてほしい。」
それだけが、今の願い。
好きなことなら、突然アイディアが
降ってくるかもしれない。
好きなことを通じて
かけがえの無いものが
みつかるかもしれない。
わたしはAIにも負けず
織田裕二でありつづけるために
現場に立ち続けながら
やっぱり勉強するしかないと
強く感じる2022年8月31日の記録。
夏休みもおわり、
あっという間に年が明けそうです。
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