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読書感想文


国家試験を終え、再び読書感想文を書く日々が始まった

一冊目はこちら「されど、われらが日々」

まだ学生運動が活発な時代、「H全集という本を手に取った」という出来事を皮切りに、どんどん話が進んでいく。

主人公は東大卒の男、なんで男とかいたかというと、シンプルに名前をわすれたから
今朝読み終えた本の主人公を忘れるなんてどうかしてると思う、が、人の名前を覚えられないのでこの話は割愛させていただく

手紙や体験などを中心に話が進んでいくので、固定された視点で読みやすく想像し易い。
読む力がないわたしにとってはとてもありがたい一冊でした

時折、というかもうめちゃくちゃ名言メーカーと化している主人公の台詞に何個ハイライトをつけたかわからん


「人が愛するもののために多少エゴイスティックになるのは、やむをえないことです」

「ぼくは思うんだけど、幸福には幾種類かあるんで、人間はそこから身の丈にあった幸福を選ばなければいけない。間違った幸福をつかむと、それはてのなかで忽ち不幸に変わってしまう、いやもっと正確に言うと不幸が幾種類かあるんだね、きっと。そして人間はそこから自分の身の丈にあった不幸を選ばなければいけないんだよ。ほんとうに身の丈にあった不幸を選べば、それはあまりよく身によりそい、なれ親しんでくるので、しまいには幸福と見分けがつかなくなるんだよ」

「そもそも僕は自由を逃れるために学問を選んだのではないでしょうか」

わたしが読んではっとしたフレーズ。
しかし、いい本だとはわかっていても人が自殺する話はまだ受け入れがたいみたい
途中から終わらすことを目的としてよんでしまった
いつか自分の心が大人になったら、もう一度よみたいな

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