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役立たなかった、続かなかったトレーニングについて

効果のないトレーニングは早めに見切りをつける

自宅トレが習慣化してくると、少しずつトレーニングをアップデートしていく。懸垂だったら、回数やセットを増やしたり、荷重したり。また、追加でメニューを増やすこともあるだろう。
そうなってくると、自宅トレで行いたいメニューが増えていき、一日に行いたいトレーニングメニューをこなすのに時間が必要となり、自宅での家事や育児に悪影響となってしまう。これだと家族から自宅トレを肯定してもらえず、結果としてどこかで破綻してしまう。
トレーニングもやみくもにやっていいわけではなく、取捨選択が必要なのだ。

特に明確な見切りをつけるタイミングは設けていない。
しばらく継続して、効果がないと思ったら辞めるトレーニングもあるし、数回やって「違う」と判断することもある。

個人の主観的判断の面が強いかもしれないが、参考になったら幸いである。

1.ケトルベルトレーニング

筋力トレーニングというより、体の連動を鍛えるようなトレーニングが多くて、クライミングに役立っている実感が湧きづらい。
トレーニングで重りを振り回すことになるので子どもがいる場所では行いづらく、結局続けられなかった。

2.一本ポッケぶら下がり

最初は「効果がある」と思っていた。最初からぶら下がれたわけではなく、最初はポッケに指をかけてジャンプしながら負荷を高めていき、最終的には中指と薬指でぶら下がり、懸垂が1回程度できるまでは成長した。※人差し指はどうしてもぶら下がれなかった。
短時間だし、継続するか悩んだが、頭打ちが早く、指を痛めるリスクの割にはそこまで保持力の向上を実感できなかった。
ビーストメーカーマイクロスでのトレーニングを行ってから久しぶりにこのトレーニングを行ったところ、前よりもぶら下がれるようになっていたことから、マイクロスでのぶら下がりのほうが、トレーニング効果が高いと思った。
利点としては、どこかの指を痛めた場合、残りの指だけを鍛えるという部分トレができるところか。

3.チューブトレーニング

チューブトレのトレーニングは幅広い方法があるが、いずれも回数もセット数も多いため、時間がかかる。自宅トレでは、短時間に効果的なトレーニングが優先されるため、継続できなかった。本当は筋トレとしてではなく、ウォーミングアップなどに取り入れたいのだけど、知識が少し足りないなあ。

4.千葉トレ・アニマルフロー

いわゆる「身体の使い方」に関するトレーニングは、書籍を購入したり、動画を見て勉強したけど、全く活かせなかった。トレーナーとなる人にチェックしてもらえば上達できそうだが、動画を見るだけでひとりトライ&エラーを繰り返すのは、一定のセンスがないと難しいと感じた。

5.ランニング

ランニングは純粋に時間が足りない。ノー残業でかえって来ても、子供へのご飯やお風呂、寝かしつけが終わった後からランニングに行くと、風呂掃除や洗濯もあと倒しとなってしまうため、自分のすきま時間に盛り込むことが難しかった。
天気に左右される面も個人的には面倒。
有酸素運動は、時間をたっぷり使うから、贅沢なトレーニングだなあと思う。
通勤とか、「必ず必要な行程」を工夫するくらいしかできない。

最後に・・続かないトレーニングの共通点

自宅トレ継続の秘訣は「効果を実感しやすい」「短時間」「1日のルーティンに組み込みやすい」という3条件が必要かなあ。ストレッチや指のケアなど、夜過ごす中でクライミングに向けた時間はどんどん長くなりがち。
少しでも短時間で効果の高いトレーニングができるよう、毎日トライ&エラーを繰り返すしかない。
でも、自分を成長させるトレーニングに出会えたときは、とてもハッピーな気持ちになるので、是非いろいろ試してみて欲しい。


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