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noteという媒体で書くこと

もともと候補にはあったけど、noteで執筆しよう!と考えたポイントを書き留めておきます。
note、気になるな~という人向けかもしれない。
※あくまで個人の意見で、しかも始める前に思ったことです。

結論から言うと、選んだ理由は「Twitterに一番近いブログのようなサービス」だからかなと。

きっかけ

「Twitterは好き、でも物足りない時がある。」
Twitterはここ数年(というかもうそろそろ10年)で最もハマったWEBサービスと言ってもいい。思ったことを、自由になんでもつぶやいていい。「考えて校正して世に出す」文章ではなく、脳みそからネットに直接吐き出せる場であり、かつ趣味の合う人間と気軽に交流もできる場。
Twitterについて思うことは多々ありすぎて書ききれないけれど、性に合っていたのは間違いないです。
そんなTwitterにも「140文字で1コンテンツ」になってしまうという弱点……もといそういう仕様がある。最近になってツイートを連結させてスレッド風に話題を繋げられるようになったものの、結局1ツイート1URLのコンテンツになっちゃうんですね。
そうなると、ちょっと自分の考えをまとめて発信したいときには足りない。

そこで長めの文章を綴れるブログサービスというものに行き着くんだけど、これはこれでハードルが高い。
まず登録してデザイン決めて設定して云々……。
しかもある程度の長文となると書くのに時間もかかるし校正面倒くさい……。
始めてみても長くは続かない……。

だからもっと気軽に書きたい!とにかく書くことでコンテンツを作りたい(書きさえすれば種になる)!ということで、ガワにこだわるのを一旦やめて、「とりあえず書いてスタックできるサービス」を使おう、と思ったのでした。

はじめる手軽さ

noteのポリシーというか、公式のヘルプセンターにはまずこうあります。

みなさんにnoteを使っていただくにあたって、何よりも優先していただきたいポイントが2つあります。
・創作を楽しみ続けること
・ずっと発表し続けること
上の2つは、ページビューを増やすことよりも、お金を稼ぐことよりも、あるいはフォロワーを集めることよりも、何よりも大事なことです。

創作活動でもっとも大事なこと より

これを読んで、「あーこれ!これです!」という気持ちになりました。
そう、やりたいのはこれ!なんかとりあえず書いておきたくて!!

あとはUIがとにかく超シンプル。飾り気なし。
プラットフォームそのものが飾り気が無いので、余計なところにこだわってやろう!という気持ちも沸かない。そういうガワの部分っていうのはコンテンツ生産自体には無関係ですからね。

適度な短さ

noteの記事作成ガイドみたいなところに「1,500字を超えたら、記事の分割を検討しよう」とあります。
これはWEBでよく文章を読む(書く)人ならなんとなく分かると思いますが、2,000文字を超えると「記事っぽく」なってくるし、MAX3,000文字くらいがWEBの記事の読みやすい適量と言われています(考察コラムなど複数ページに跨る記事を除く)。
そして1つのテーマに対して1,000文字って、実は意外と短いんですよね。

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中学生のときは400文字の作文用紙を埋めるのにやたら長い言い回しとかで必死に文字数稼いでいた記憶があるのに。
いやでも冷静に考えればあの400文字は「書かされていた」のであって、別に書きたいことじゃなかったもんね。
何か怒られて「反省文として原稿用紙2枚以上!」とか言われても、逆にスラスラ書けるほうが只者ではないよね。

そんなわけで、読む側にも書く側にもストレスにならない程度の分量っていうのが、おそらく1,500文字くらい。
10ツイート分って考えると長いけど、実際140文字越えて何か伝えようとするときって文字数を気にして相当圧縮かけてるから、のびのび10ツイートしようと思うと結構余裕でしょ。

SNSっぽくもあり、みんなが「クリエイター」

ブログとSNSの中間っぽいところとして(?)、「スキ(いいね)ボタン・フォローシステム・SNSシェア・コメント」といったものがあります。最近のブログにも標準装備されてるけど、フォローはRSSをより身近にした使い方かも。
スキはいいと思ったら気軽にできるし、あとからスキした記事を読み返せるので、Twitterのいいねと感覚がほぼ同じ。いい文章を書くな~とか、書くテーマの趣味が興味あるものだったら筆者をフォローして随時チェックできるし、共有したければSNSでシェアできるし、交流したかったらコメントもできる。
そして、みんなが書き手だからか、否定的な空気感をあまり感じない。民度が高いというべきなのか、そもそも「読み専」が少ないのかもしれない。

お題があったり、褒められたり

これはプラットフォーム(運営側)としての工夫で、ハッシュタグで共通のテーマでみんなでお題に沿って投稿するというシステムがある。
もちろんハッシュタグはいつでもなんでも付けていいんだけど、定期的にお題があることで同じ話題の投稿ネタで盛り上がることができたり、コンテスト形式で賞がもらえたりする(企業コラボ系)。

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たとえば、もう募集は終了したものだけど「#はじめて借りたあの部屋 」という、いい部屋ネットとコラボした企画があった。
一人暮らし経験者なら誰でも書きやすいテーマだし、みんなそれなりに思い出もあるはず。しかも同じ街に住んでいた人の記事があったら、ちょっと読んでみたくなりませんか?
こういうところが書き手のモチベーションを刺激する工夫として上手いな~と思う。

つまり

・ガッツリ構えなくても手軽に始められそう
・公式のサポートが優しそう
・無理なく書けそう
・モチベーションが保てそう
以上!
あとこれは自分もまだ深く理解していない面白そうな機能として「マガジン機能」というのがあって、自分で自分の記事をテーマごとにまとめて人に売ったり(売らなくてもいい)、自分のスキなテーマで人の記事を勝手に集めてまとめたり、共同運営マガジンという寄稿型のコンテンツを作れたりするらしい。
共同運営マガジンやってみたい……やってみたくない?

note始めようと思っている人、是非!
ちなみにこの記事は約2,500文字!長い!?

参考にした記事

なぜ僕らはnoteという街に魅了されるのか?
ごく普通の会社員が365日noteを書き続けたらどうなったか
就活をやめて、note編集部に入った私が今年一年で感じた、noteの好きなところ
今のnote界に足りていないのは、書き手よりも、読み手では?
noteの毎日更新は、雪だるまづくり


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