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"episode2"雇用の変化

こんにちはukinworldです。

前回記事episode1の続編となります。

前作をまだ見てない方は下の絵心満載の画面をタップすると見れる様になってます。
良かったら見て下さい。


前回記事では「自分と向き合う」きっかけについてまとめてみました。

今回は「雇用の変化」というテーマです。

このテーマも

「会社に依存しない自分を創る」

を決めた背景になります。


終身雇用はどうなるの!?


今から4年半ほど前、トヨタ自動車の現会長が「終身雇用を守っていくのは難しい」という発言をされている報道を耳にしました。

この発言だけを切り取ると、、、

「日本を代表する大企業でさえ
          将来の雇用を保証できないんだ」

という驚き!

「日本の雇用モデルは終焉を迎えるんだ」

という危機感!

をまず初めに感じました。

ただ、ここ30年ほどの日本経済を振り返ると納得する部分もありました。
※その理由は後半でまとめます。

ここで昭和・平成・令和に至るまでの社会(雇用)の変化を自分の体感などを交えて振り返ってみたいと思います。

#昭和時代

巷では、ここ数年来昭和ブームが話題になっていますね。

特にZ世代などには昭和のレトロな雰囲気が魅力的なんでしょうか。
地方では古民家カフェが世代を問わず人気がある様に感じます。

余談はさて置き。

この昭和の時代に今の日本の雇用モデルである終身雇用年功序列が本格的に普及しています。

そして、高度経済成長期には戦後からの復興と成長がピークとなり年の成長率が10%を超えています。

日本がどんどん飛躍して行った時代!!!

当時を知る大先輩方からは「今日より明日はもっと良くなる」とみんなが希望を持って生きていたという話を聞いた事があります。

日本にもそういう時代があったんですね!!

#平成時代


平成になり、
バブル崩壊後は「失われた30年」と言われるデフレ時代が長く続きました。


私は昭和生まれであるものの、ほぼ平成の時代に幼少期〜成人に至るまでの期間を過ごしました。

平成の中期頃(2000年代半ば)に社会人となった私は上場企業に就職すれば余程の事が無い限り「定年まで安心して働ける」だろうという考えを持っていました。

この考えが自分の中のにありました。

社会人になった当時は小泉政権時代で製造業への派遣が解禁された頃でした。
会社も忙しくなると正社員を中途採用するのではなく、賃金を抑えられる派遣社員を起用するスタイルが定着し始めていました。

平成後期に目を向けると2013年を境に企業の求人に於ける市場では「買い手市場」から「売り手市場」に切り替わり始めています。

確かに!
この数年後辺りから新卒社員が数年で転職していく光景が見え始めた頃だった記憶があります。
その背景には求人に於ける市場の変化が影響していたのかもしれませんね。

あくまで個人的な感想ですが、、、

#令和時代

令和になり「働き方改革」が叫ばれる様になりました。
具体的には「同一労働同一賃金」・「長時間労働の是正」・「育休制度などの充実」・「テレワーク」・「生産性の向上」などがあります。

この手の政策はコロナ禍人手不足のタイミングが重なってか、強制的にその方向へ進んでいる様にも感じます。

この様に令和になり、日本の雇用モデル・スタイルに大きな変化が訪れており、これらに対応して行かなければならない状況に置かれています。


日本の成長はどこへ!?

冒頭でトヨタ自動車の現会長が終身雇用を続けて行くのが難しいとの発言に納得する部分もあると書いたのには次の理由があります。

終身雇用年功序列といったシステムは労働者の立場からすれば、勤め先の会社で「腰を据えて安心して働く事が出来ます」

これは労働者からすればメリットに当たるはずです。

会社の業績が悪くならない限り、リストラなどの心配をする事もないので、勤め先の仕事のみに全集中できます。

また、このシステムは勤続年数(年齢)を重ねて行けばエスカレーター式に最低限のお給料は毎年上がって行きますよね。

サラリーマンの私達は長年の間、このシステムに支えられて来た反面、日本の成長(企業の成長)という観点からすると結果的に足を引っ張る形になって来てしまったのかもしれません。

というのも、ここ最近では人事制度に成果主義的な要素を導入する企業も増えて来ているのではないでしょうか、やはり社員の頑張りがお給料に反映されるシステムが無いとモチベーションも上がらず、社員の生産性が落ちる原因にもなっていたはずです。

特に若手社員とベテラン社員との比較になると旧態の雇用モデルではいくら若手社員の方が仕事が出来てもベテラン社員の給料を超える事は出来ません。

これは日本の旧態雇用モデルのシステムでは仕方の無い事だと思います。

そういった点を少しでも解消して行こうと成果主義の要素を取り入れる会社が出て来たのではないでしょうか。

そして1番の問題点は

腰を据えて安心して会社に勤められる事に慣れてしまった結果
、私も含め会社では淡々と業務を熟し、言われた事だけを行い、自分から何か起こす訳でも無く、「最低限の事さえやっていればお給料が貰える」この風潮が個々の成長、会社の成長、ひいては日本の成長を停滞させる要因に繋がってしまったのかもしれません。

企業側の目線からすると
今となっては終身雇用や年功序列のシステムはデメリットになりつつあるという事なのでしょう。

これらの背景を考えると
トヨタ自動車の現会長の
あの発言に納得した訳です。

最後に!

今回、「雇用の変化」について個人的な見解も含め勝手な事を書かせて頂きました。

私の独り言だと思って下さい。

そして、この時代の変化に対応するには会社に依存しなくても自力で社会に通用する力をつけていくしかないという考えに至りました。

次回、episode3では
自己肯定感の低さ #自信をつける
というテーマです。
ちょっとネガティブな自分を克服し自信をつけて行く内容についてまとめたいと思います。

さぁ!
今回のepisode2の記事はこれにて終了です。

かなり長文な記事になってしまったにも関わらずここまで読んで頂き本当にありがとうございました。

感謝いたします!

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