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ドアを一歩出れば旅

映画をひとつ観てきた。

大好きな人が、朗読をするといった映画。

大好きな人からの仕事だから受けた、と。

ただ、一人、世界を旅する風景を淡々と写し、

そこに、穏やかに、寄り添うように朗読がはいる。

うん、お耳の贅沢。

心地よくて、落ちてしまっている人もいる。うふふ。

気持ちは分かる。

そこに映っていた旅は、有名な観光名所を巡るわけではない。

その土地の暮らしに溶け込むような旅をしている。

決まって、夕暮れから朝にかけて。

昼間は、寝ているのだろうか。

働く人と遊ぶ人、時間を過ごしていく人たち。

そこにある、美味しそうなご飯と人々の言葉と笑顔。

字幕も一切ない。

ただ、その瞬間の会話が流れてくる。

それもまたいい。

横浜での上映も決まったようなので、また、観に行こうと思う。
全国に広がるように、クラファンにも微力ながら協力させてもらった。

大人になるっていいな。
こんな旅の仕方もいいな。と思わせてくれる。
シギリアは、友人も行っていて、話を聞いたことがあるから、海外旅行にあまり前のめりでない私も行きたいところの一つ。

外に出ると広がっている「今日」に会いに行く旅。

やさしい言葉の選び方を、改めて学びたくなった。
松浦さんの本を読もう。

短くても、浸透力の高い、そんな文章を書きたいと思った。

「ドアを一歩出れば旅」
まさに、そうだなと思った。
いろんな土地に移り住んできた私は、いつだって外の世界は冒険のようだし、
これから先も、そうやって新しい土地へ行くことになるんだろう。

今日、
裏道を駆け上って、
角を一つ曲がったら、
景色が開けるところに出た。

遠くには、
横浜のシンボル ランドマークタワーと
コスモクロック
そして、インターコンチネンタル

山を越えたむこうだと思っていたのに、
そこにある景色に感動した。

まだまだ、新しい発見がある。
毎日、発見があるといってもいい。

外の世界は、
いつだって、
心を開いて、飛び込んでくるのを待っている。


賢太郎さんの声、しばらく、お耳の恋人。
(リターン、ありがとうございます。)

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