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愛知の野外フェス・NAMIMONOGATARIから感じたこと

最近、Twitterで盛り上がってる内容を発見。

野外フェス、蜜、ノーマスク、大歓声、アーティスト批判、運営批判。

僕はバンドをしていたので、一般の方に比べたら「アーティスト側・運営側の気持ち」を少し深いところまで共感できるかもしれません。

と言っても「何が良い」とか「これが悪い」とか、そういうのを言いたいわけじゃない。

シンプルに「誰かに楽しんでもらいたい」という強い想いがあればと、開催したいと思うのは自然だと思うんです。

運営・アーティストは「それだけの気持ち」であって欲しい部分。

誰かの曲を聴いて「やる気が出る!」「ああいう風になりたい!」「カッコいい!」「楽しい!」のように、僕は感じることができます。

自分が演奏する曲で「ライブしてくれてありがとう!」「また観に行きます!」「今日もカッコよかった!」って言われると、音楽してて良かったと感じてました。

同じように感じる人は、こんな時でも観に行きたくなる・演りたくなるよなぁ…って思います。

「感染対策をキチンと守っていればやっていい!」って言われれば、なんとかして開催したいと思うんです。

だけど「こんな時期にフェスに行くなんて・出演するなんて非常識!バカ!バカ!!みんなのこと考えろ!」って言われること、覚悟しないといかんのですよ。

演る側・観る側も絶対に守らんといかん部分があるんです。

そんな中、今回こんな感じのことがあったわけだ。

寂しい気持ちでいっぱい。

「感染対策ができていないから」とか、そういう話ではないんです。

もっと、別のところ。

今年のフジロック・フェスティバルで、THA BLUE HERBのBOSS THE MCさんが、あるところに向けて

「なんとかなりませんか?」

と訴えかけた場面がありました。

僕からも「なんとかなりませんか?」って感じです。

今だと音楽の表現の場を変えて無観客で配信ライブとか、アーティストとして活動はできると思う。

僕も配信ライブを経験したことがあります。

ただ、ライブ観戦・経験がある人だったら「ライブの良さ」を知ってるわけじゃないですか。

アーティスト・運営も活動することでお金を稼いで生活している人もいる。
僕はそこまでいけなかったですが(汗)

「ライブする時じゃない」って思ってても、生活のためにライブしてる人もいるんじゃないでしょうか。

やっぱり「なんとかなりませんか?」って感じです。

無くなってしまったライブハウスもあるし、辞めていったバンドマンもいる。

なんかね、やっぱり寂しいなと。

以前の日常には戻らないと思うし、取り返すことができないこともたくさんある。

みんな頑張ってるし、みんな我慢してるし、みんな寂しく思ってるんじゃないですか?

同じ気持ちの人たちが、毎日どこかで批判し合ってる状況だと思っております。

もう期待はできないんだけど、

最後も

「なんとかなりませんか?」

って感じです。

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