ロールモデル探しは無意味
仕事が続かなくて、特筆すべきスキルもなくカスみたいな経歴で、最近また無職になりました。そんな僕が、無職系YouTubeチャンネルを見ていた時に、妻に指摘されたことがあまりに図星だったので、備忘録的に綴ります。
世の中にはロールモデルを糧にできる人もいるかと思いますが、僕のように、行動力がない人、逃げ癖がある人は、ロールモデル探しは現実逃避の手段にしかならない、という内容になります。
人生やキャリアを考える上で、何か(誰か)を参考にしたいと思うのは、誰にも当てはまることかと思います。
そこで落とし穴となるのが、「自分と全然違う人だと参考にならない」と、自分と似た条件(境遇)の成功者を探すことです。
妻:なんでそんな(無職系とか社会不適合者系)動画見てるの?
僕:モチベーションとか参考になると思って・・・
妻:共感したいとか慰めが欲しいだけでしょ?
僕:(グサッ)・・・いや、自分と似た人の方が参考になると思って・・・
妻:例えば、ある成功者が「自分も以前はあなたと同じダメ人間だった」と言ったら信じるの?『元々そんなダメな奴じゃなかったんだろう?』って疑うんじゃない?あるいは、自分と同じような人が何か行動を起こしたとして、結局『その人はメンタルが強いとか、自分とは何々が違う』って真似しないでしょ?
僕:・・・(撃沈)・・・
自分としては、確かに自分と似た人を見て安心したいって気持ちは自覚していたんですが、ロールモデルを見つけたい、というポジティブな動機もあるつもりだったんです。けれど、妻に指摘されて、『あぁ確かに常に自分との相違点が頭に浮かんで、全然行動に移さないな』と。
星の数ほどいる人の中で、ある程度共通点がある人はいますが、結局「ある程度」止まりなんですね。『この人は⚪︎⚪︎だからできたんであって、そうじゃない自分とは違う』と萎えてしまう。自分と全く同じ人間なんていないので、ロールモデル探しは永遠に終わらないんです。
一応、ロールモデルに関する記事を軽くググってみたら、速攻でズバリな記事がヒットしました。女性向けの記事のようですが、性別関係なく当てはまる内容だと思います。
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