専業主婦であることに負い目

結婚して引っ越すとともに仕事を辞めました。

そこからは単発で仕事をしつつも、妊娠を機に辞め、そこから4年近く専業主婦です。


もともとかなりのぐーたらでめんどくさがりでインドアで夜型で朝が劇弱なわたし。笑

そんなわたしが、主婦なんだから家のことちゃんとしなきゃ!と思い生活していたわけです(出来ているか出来ていないかは別問題。笑)。

無理しても続かないから手は抜こうと、今日は夕飯作れなかったから外で食べてきて!とか夫が帰って来て散らかったままの部屋を片付けてもらうとかはしょっちゅう。

そんな時は「今日は部屋散らかっててごめんね〜。」と夫に謝ってました。仕事で疲れてるうえに家のこともさせてしまって申し訳なく思っていたのです。

専業主婦ってことに負い目を感じる必要なんてない!と思いつつも、家のことはわたしの役目…とその思いが根底にあったからでしょう。こういった謝罪の言葉が無意識に口から出ていました。


でもある日夫に、「いつもそうやって謝ってくれるけど、別に謝るようなことしてなくない?なんで謝るのかなって思ってた。」と言われ目からウロコ。

重ねて、「俺が転勤族だから仕事を辞めて育児してくれて、なのに忙しくてなかなか手伝えなくてごめんね。昔から仕事はずっと続けたいって言ってのにそれを叶えてあげられてないもんね。」とまで言う。

え?夫もわたしに負い目を感じてる?と。

そう、お互いに負い目を感じていたのです。


それに気がついてすごく楽になりました。

負い目を感じるのは当たり前のことだと気づいたから。負い目感じてていいんじゃん!って。

今までは、専業主婦であることに負い目なんて感じる必要ないはずだ!と思いつつその負い目を払拭出来ない自分に悶々としていたのだな、と。


社会人になり、自分の稼いだお金で生活し、自分のことは自分ですることが当たり前だったので誰かに頼って生活するってことに慣れてなかったんですね。(あと、バリバリ働いてナンボ!って考えが主流の環境で育ったからかも?)

でも社会人になるまで親には頼り切って生きてきたよな…と思い、あぁそうか私は夫と家族になってお互い頼る関係なのだなぁと改めて実感してみたり。

というか、わたしが感じていたのはきっと専業主婦であることへの負い目ではなく「夫に頼って生活していることへの負い目」なのだろうな。

夫も「妻に頼って生活していることへの負い目」は感じているけど、きっと仕事している自分に対しては誇りを持っているはず。ならばわたしも専業主婦として家事育児をしている自分にもっと誇りを持たなきゃな〜、なんて思ったり。


夫とわたし、役割は違えどもこの家族を運営していく上でのかけがえのないパートナーとしてますます成長していきたいものです。





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