勘違いベンチ
先日難波を歩いてる時に、壊れかけの花壇?に目がいった。
何か接着の跡があるのと、一部に幅の広い石が残っているのを見ると、本当はこの花壇の上の部分にはもう一つ幅が広い石が長く連ねるようにあったんだろうなと僕は推測した。
長く修理などは施されてない様子は草木が教えてくれている。
でも不思議と、もし僕がこの花壇に腰をかけるなら、この幅の広い石の上に腰掛けるだろうなと、ふと思う。(もしかしたら風化の具合で、ぐらぐらしてるかもしれないかど、今はそれは置いておく)
もちろん幅の広い石の部分じゃなくても、座れるし、「腰をかけて休む」ということにはなにも変わりはない。でもそこに座りたくなる。なぜだろうと考えてみた。よく観察して見る。
そもそも幅があることは座り心地に影響してくるだろうし、なんかそもそも上の石の方が綺麗そうだ。それに上に乗った石には、角がとられていている。人が座ること、万が一ぶつかった時のことを考え、面取りがされている。繋がっているのを想定して横の角の面取りはされていないことからやっぱり、この花壇には長く連ねるように幅の広い石が乗っていたように思う。幅も少し狭いベンチほどの幅で、自ずとここが座る場所ですよ、と言っているようにも感じる。
んん〜〜どうだろう。
どうだろう勘違いかな。
でももしこれを狙ってやってるならすごいデザイナーだな…
どうだろう。
追記・これは勘違いではなく、意図していたベンチでした。
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