U.K小説『僕の嫁はスーパーヒーロー』第5話:お嬢様の任務開始！！

2020年9月11日 03:48

第五話〜お嬢様の任務開始！！〜

浩が頭を悩ませていると、ふと昔の思い出を思い出したかの様に、おじさんは小さい声で呟いた。

おじさん『お嬢様の様子を見に行かなければ...』

浩『ぼ、僕も一緒に行きます！！し、心配なので...』

浩は少し頬を赤く染めて、照れているのを隠すように返事をした。

おじさん『あぁん？？ボウズ！何言ってや...そうだな、じゃあ行くかっ！！』

おじさんは最初、連れて行かない様な雰囲気だったのだが、途中で何かを閃いたかの様に浩の同行を承諾した。

人気の少ない廃工場に到着した。

その建物は、今にも潰れてしまいそうな雰囲気で、誰も近寄らないといった感じだ。

おじさん『ここが、GBGと言われる犯罪組織の奴らが薬物の取り引きを行なってる場所だ。GBGは普段、人の弱みをわざと作り出して、その弱みを利用して様々な犯罪をさせる最低な奴らだ。

そんな大きな組織じゃあないが...今日は、その薬物の取り引きに、やつらのボスが登場するって事で、お嬢様は任務を言い渡されたって訳だ。』

おじさんは自分の事かの様に、ドヤ顔で少し興奮気味に教えてくれた。

浩『おじさんは、戦わないんですか？？』

浩は、こんないいガタイをしてるのに...と、クエスチョンマークが頭の上に出てきそうな顔で尋ねた。

おじさん『俺はおじさんじゃない！！佐藤郁美って言う名前がちゃんとあるんだ！！お嬢様にもし何かあった時に連れて逃げ出すって言うだぁーーーいじな役目があるんだっ！！』

浩『い...wいくwwみwww』

おじさんは少し怒ったかの様に頬を赤く染めながら怒鳴っていたが、浩はおじさんの強面な顔と大きいガタイなのに、女の子みたいな可愛い名前のギャップに笑いを堪えられないでいた。

郁美『テ...テメェ！！笑いやがったな！！！...どうせ、俺の名前は...』

郁美は怒ったと思ったら、起伏の激しい人間の様に、どんどん声が小さくなっていき、いじけていた。

浩はそれを見て、悪戯好きな男の子の様にイヤラしい顔をして、何かを言おうとしたその時！！！

バゴーーーーン！！

『あぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！』

壁を突き破るかの様な大きな音と共に、けたたましい悲鳴を上げながら人が飛んできた。

ドゴォォーーーン！！！

人と人がぶつかり合う音とわ思えない大きく痛痛しい音と共に、浩は飛んできた人と一緒に吹き飛んでいった。

END

オーディオストックにて安心に使えるクオリティの高い
BGMを販売中です！
https://audiostock.jp/artists/49462
安心して使いたい方はコチラから。

Unityゲーム作り、プログラミングに興味が
ある方は下記より。
https://www.unityprogram.info

少しでもサポートしてくれたら、機材や、みんなを楽しませるような事と、生きてく栄養に使うのだ！！お金は大切に！！慎重に使うのだぞ！！