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価格を早い段階で聞いてくる顧客は受注する確率が低い

「価格」は重要なポイントです。
ただ、本当に考えるべきところは、そこではなくて生み出す効果です。

・価格を商談の早い段階で聞いてくる
・検討ポイントの中心を価格にする

この2点に該当する顧客は、受注に至る確率は低いのではないでしょうか。

本当に興味・関心を抱もった顧客は、
・提供するサービス・製品の理解
・自社での活用方法
・活用した場合の効果

このあたりが商談の中心になります。
商談時に自社活用の仮説を立てながら、質問を投げかけてきます。
頭の中である程度の検証ができた段階で、金額に触れることが多いです。

ここまで話しができれば、見込み顧客として「いつまでに」「いくら」という売上・受注予測を立てます。

価格を早い段階で聞いてくるにも、色々な理由がありますので、
その理由を考えてみます。
 
①予算がない
 
収益性低い事業形態、企業規模小さい、他に優先すべき事柄がある。
 などが要因になります。
 そもそも費用面で苦戦する場合、営業としては、力を入れるターゲット
 ではないかもしれませんね。
 優先順位の場合も時間かかります。ターゲットとして継続営業するので
 あれば長期的な対応をするべきですね。短期視点で来られると敬遠される
 場合もあります。

②効果が見えない
 
説明不足とか、顧客の事業と合わない、といったことが考えられます。
 顧客リサーチ不足も考えられますね。
 説明不足が原因と判断して深堀する場合は、再度リサーチが必要です。
 顧客の事業と合わないと結論づけることも必要です。
 双方にメリットない場合、深堀しても時間が無駄になります。

③印象悪い
 
最も悪いケースです。
 顧客にコンタクトした営業マンの印象が悪ければ、製品・サービスが
 優れていて効果が高くとも次に繋がるのは難しいでしょう。
 契約する気はないけど、会話もないからとりあえず聞いておこうという
 理由で価格に触れているだけの場合もあります。
 こういうケースは結構あります。気をつけましょう。
 よく言われる、「第一印象」は本当大事です。
 違う営業マンが訪問するとあっさり契約に繋がったりします。
 結構屈辱です。

まとめ
「何かがずれている」一言にするとこうなります。
その何かを見つけて、ずれをなくしていくことが重要ですね。
ただ営業は、この積み重ねです。
出来るように見える営業マンも必ず何度も経験しています。
くじけず愚直に顧客と接し続けることです。

参考になればうれしいです。
 

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