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「LGBTって何だろうか? 知っておきたい多様性」(弁護士・仲岡しゅん先生)

昨日は、2024年度 仲多度郡人権・同和問題講演会「LGBTって何だろうか? 知っておきたい多様性」(弁護士・仲岡しゅん先生)に参加しました。

昨年6月LGBT理解増進法が施行されましたが、まだまだ理解が進んでいるとは絵言えません。当事者である仲岡先生は、そのイロハについてわかりやすく丁寧に説明してくださりました。また大阪出身とのことで、お笑いのノリとツッコミで終始楽しく拝聴することができました。

一人ひとりの人間が違うのは、顔や声が違うように当たり前の事実です。しかし、性的指向を嗜好と錯覚して(文脈を違えて)「気持ちわるい」なんて気軽に言ってしまう社会こそ異常かも知れません。

例えば、女子の体操着のブルマは、何の合理性も根拠もない体操着でしたが、「おかしいのじゃないの?」という声が上がることで変化(つまり廃止)へと導かれたと先生は言います。

LGBTの問題も同じです。

どこかにいるひとを配慮しようというような腫れ物をさわるような態度こそ問題かも知れません。

「気持ちわるい」っていうアウティングは、誰に対しても発動されるわけですから、LGBTだけに限らない民族、出自、障碍や病気など人権の問題に集約されます。

大切なことは自分ごととして取り組み、考えていくことだと先生は仰りました。

自分の生き方を改めることで社会全体を変えていく。

そういう人間に自分もかわり、関わるひとをも変えていく生き方をしていこうと決意しました。

ありがとうございました。

この記事が参加している募集

氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。