香川県広域水道企業団のこと
今日は、関係者を招き、香川県広域水道企業団の全員協議会(多度津町議会議員)が開催されました。令和9年度まで事業計画の状況のヒアリングなど2時間ちかく討議の時間となりました。
市町別々で担っていた水道事業を香川県ではいち早く広域化させたのですが、今後の標準料金化へ向けた動きや市町への負担の話となりました。
口を挟んでどうにかなるというシンプルは話題でもありませんが、丸投げにもいかないというなかなか隔靴掻痒な問題ですが、水道の広域化が民営化にならないようにと要望を挙げさせていただきました。
生命に直結するのが「水」であり、その由縁から「公共サービス」と呼ばれるのが水道事業に他なりません。費用対コストという経済事象に問題をすり替え民営化というムキもありますが、世界的な潮流は、もういちど公営へという流れへ戻っているのが現状です。
民間で採算が合わないからこそ行政が担わなければならない事業というのが存在するわけですが、無理やムダを排したうえで、適切な価格やサービスの提供ができるよう努めていただきたいと考えています。
貴重な時間となりましたことを感謝しながら、住民本位のサービスであり続けられるよう注視していきたいと考えています。
氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。