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【180】令和6年2024年の元旦初陽富士 2024.1.1

 もう10年以上になると思いますが、元旦には暗いうちから富士山の絶景ポイントに行って富士に初陽が射すところを撮影しています。

 今年もなんとか起き出して撮影してきました。

 初陽が射すまで、時間の経過に従って紹介していきましょう。

6:05 まだ真っ暗、駿河湾に面した沼津の街の光です
6:11 カメラを富士山に向けて固定しました。
半月が明るく光り、月明りで富士は闇の中にほの白く発光しており、右上には星が輝いています。
左下の明るい光は人工雪のスキー場フジヤマ スノーリゾート イエティのゲレンデです
6:14 ほのかに明るくなってきました。
6:20
6:23 星が薄れてきました
6:32 大晦日に雨が降り、富士には雪が降ったので5合目の下まで雪が覆っています。
それまでは8号か9合目から上に薄く雪が積もっているだけだったのでラッキーです。
6:38 富士山の上空の靄が紅く発光し始めました
6:40 発光が降りてきます
6:43 紅い靄が後光のように富士を包み始めます。
6:45
6:47
6:49 そしてついに富士の頂に初陽が射しました。
6:49 富士の頂が初陽に紅く染まった瞬間です
6:50
6:50
6:51
6:52 光のエリアはみるみる山腹に拡がっていきます
6:53
6:53 光は宝永火口まで降りてきて火口に影を落としています
6:55 
6:57 
6:59 赤富士完成です
7:02 もう光は徐々に白く変わっています
7:07 赤富士は終わり撮影は終了します
7:11 朝日を浴びた駿河湾の風景
11:14 真白く輝く昼の富士です
 

 令和6年の夜明けは、風もなく、1月とは思えないような暖かさで、霜も降りず、手袋無しでも手もかじかまず、しのぎやすい穏やかなものになりました。
 大晦日に降ってくれた雪のおかげで五合目の下まで雪が積もり冬の富士山らしい姿になりました。
 空には雲一つなくコンデイションは最高でした。

 真っ暗な空に輝いていた星の光が徐々に薄れ、富士の上空にほのかに赤い靄が生まれ、それが少しずつ降りてきて富士の背景となり、その後光の中で山頂に初陽が射してぽっと赤く染まり、その光が下へ下へと拡がって富士全体が赤富士に染められる、その情景は何度見ても畏敬の念を覚え、この平和な日本が続きますよう、世界中が幸せでありますよう、手を合わさずにはいられません。

美しく平和な富士の姿を今年も撮影することができ、ちょっとホッとして、一休みしていたその時、携帯が突然鳴動しまし。

能登半島沖大地震発生、大津波警報発生、平和な思いも束の間、前途多難な令和6年の幕開けになりました。

 何が起こるかわからない日々だということを改めて突き付けられた想いですが、足の引っ張り合いをやめて日本中が結束し、被災地の救援のために一人一人ができることをやっていかねばならないと強く思いました。


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