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痛みを緩和する方法①手当て

 痛みがある時に、その部位をさすると痛みが緩和されます。
この現象を説明しようとしたものが『ゲートコントロール理論』です。

 『ゲートコントロール理論』とは、
痛みを伝える伝導路にゲートがあり、通常は閉じているが痛みの刺激があると開き、痛みを伝える。
そこに触覚の刺激が加わるとゲートが閉じて痛みが緩和されると説明する理論です。

後に矛盾点があり修正されていますが、痛みの伝わり方や治療の開発に大きく貢献した理論となっています。

 つまり、「痛いの痛いの飛んでいけー」に代表される手当ては、気のせいではなく、こうした理論の裏づけもあり、痛みを緩和するために有効な手段であることは間違いないのです。

ぜひ、痛みがあるところがあれば、手を当てて深い呼吸をしてみてください。
痛みの緩和を期待することができますよ。

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