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ルーツの旅「浅草」【日記】

 先日、浅草に行ってきました。
浅草は自分の幼少期に過ごしたところです。
そうは言っても3歳頃までなので、ほとんど記憶はありません。

記憶がないので、最近までそこで過ごしていたことも忘れていました。
思い出すきっかけになったのが、自分の子どもの頃の母子手帳です。
そこに当時住んでいた住所や産まれた病院が書かれているので、「そういえば浅草で生まれ育ったのだ」と思い出しました。

その思い出した時から、「一回また浅草に行きたいなあ」と思っていて、それが今回実現したという感じです。
だから、ルーツの旅だという思いで浅草に行きました。

 今回の旅で行こうと思っていたところは2箇所あって、それが産まれた病院と当時住んでいた住所です。

そして、そこに足を運び驚いたのは、当時住んでいた住所のマンションがまだあって、そこそこキレイなところだったことです。
勝手なイメージで、古いボロのアパートだと思っていたけど割とキレイめなマンションで驚きました。

また、産まれた病院もまだあって何となく「自分はここで産まれたのかぁ」と感慨深い気持ちになりました。

周辺を歩いていても過去の記憶を思い出したり、懐かしさを感じることはありませんでしたが、周辺を何となく知っていて土地勘が身体に備わっているような感覚はありました。

また、帰ってきてから、なんだか分からないけど忘れていた何かを取り戻したような感覚になりました。
「明確にこれ!」とは言えないのですが、その感覚が今でもあります。
もしかしたらずっと自分が探していたことかもしれないとも思うし、そうじゃないかもしれないけど、何となくそんな感覚があります。

 今回の滞在時間は2時間程度でしたが自分にとって濃密な時間となりました。
自分の断片的なバラバラだった記憶が繋がったような感覚はあります。
改めてルーツの旅をしてよかったなと思っています。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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