デザイン学校初日で気づいた、デザインの本質
学校初日の衝撃
約1年前、私はデザイン学校で初めての授業を受けました。振り返ると、その日の授業で印象に残っているのは、次の4つの言葉です。
シグニファイア
カラーセット
フォント
余白
すべてが新鮮で、無知であることを痛感しました。本当に恥ずかしいくらい、私はデザインについて何も知らなかったのです。
シグニファイア
シグニファイアとは、対象物と人間の間のインタラクションを示唆する「手がかり」のことです。もっと詳しく言えば、「物を使うときに、設計側が意図した行動に、負担なく誘導するための共通認識」です。
例えば、ドアに丸い取っ手がついていれば回して開けるものだと認識します。縦にバーがついていれば、横に引いて開ける。そしてこれがWebやアプリの世界では、ボタンに影がついていれば押せると認識し、文字の下にアンダーラインがあれば押せると考える。この「認識させ、行動に導く」デザインの基本が、シグニファイアなのです。
これを初日の授業で聞いたとき、デザインが「センス」や「見た目」だけではなく、行動に結びつくものだと初めて理解しました。
カラーセットの基本
次に学んだのはカラーセットです。正直、それまでは色の選び方をすべてデザイナー任せにしていました。授業では「Material Color」を使ったカラーセットの作成方法を学び、初めて色の組み合わせに関する基本的な考え方を知りました。
1年経った今でも、色を選ぶのは難しいと感じていますが、この授業で得た基本的な知識が私のベースになっています。メインカラーを決めた後、必要な補助カラーをどう選ぶか。今では色の選定にも自信がつきつつありますが、まだまだ勉強中です。
フォント選び
次に衝撃を受けたのがフォントの選び方です。デザインに関わる仕事をしていても、フォントについて深く考えたことはありませんでした。その授業で紹介された日本語フォント「Noto Sans JP」や英語フォント「Roboto」の名前を初めて聞いたとき、初めてフォントがデザインに与える影響を意識するようになりました。
また、「#000000のフォントを使わない」というポイントも強く印象に残っています。真っ黒な文字はコントラストが強すぎるため、#232323のような柔らかい色がよく使われることを知りました。自社サイトを見るとまさに#000000を使っていた・・・誰も気にしていなかった・・・
この細かな配慮が、デザインにおける大きな違いを生むのだと実感しました。
余白の活用
そして最後に、余白です。正直、それまで「余白」について考えたことがありませんでした。しかし、Appleのデザインにおける余白の活用を例に、余白がどれほど重要かを学びました。
その後、「けっきょく余白」という書籍を購入し、余白についてさらに深く学びました。今では、余白がデザインの中で持つ役割を理解し、それを意識しながらデザインを評価するようになりました。
1年を振り返って
デザイン学校で受けた授業は、1年経った今でも鮮明に覚えています。デザインは「センス」だけではなく、理論に基づくものだと学んだことは、私にとって大きな衝撃でした。
その授業をきっかけに、UXデザイン、UIデザイン、ユーザビリティテスト、ブランディングなど、さまざまな分野を学びました。常に「これが足りない」と感じるたびに書籍を購入し、実践に取り入れてきました。
今後の発信は・・・
今後は、デザインに関する書籍の所感や学びを、ここでシンプルに紹介していきたいと思います。読んだ本を通じて、デザインの考え方や実践方法を共有し、皆さんの学びに役立てば嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いします!
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