衆院選2024の結果からみた、今後の製造・開発を行う中小企業の考え方
経営者はルールを使う側
基本的なこととして
経営は法律の上で成り立っていて
私たちはその社会インフラを使っていると思っています
政治的に何か言う立場にありませんが
今後のルールの考え方については
いくつか考え方を持っています
地方創生がどこまですすむか
今回の選挙で私が一番注目していたのは
地方創生という言葉です
私のいる三重県という環境では
新規の企業がお金が集めにくい環境にあります
特に弊社のように
開発を主軸としている会社は
決算書の資産がめちゃくちゃ少ないので
借入も難しいです
その中で補助金や助成金が地方にどのように出るか
ここには非常に重点をおいています
今のところ補助金に頼らずとも黒字ですが
思い切った研究を施行して行く上で
補助金ははずみになると思っています
開発事業
小さい会社は国からの支援を必ず使うべきだと思っています
補助金を使うと開発費用の回収が速くなり
収支バランスがかなり改善します
特に直近の補助金では設備に出るパターンも多く
私は必ず利用する予定です
製造事業
製造業は間違いなく差別化が進みます
まったく売り上げがないところと売上がある所
この二極化が大きくなっていく気がします
補助金や助成金は
この中間的なところを助ける施策になると思っています
いくつか製造における重要なテーマを示して行きたいです
自動化
知的財産
金利
粗利率
サプライチェーン
が今回の選挙を受けて私が気をつけなきゃいけないと思っているキーワードです
特に一番致命的なのは
サプライチェーンだと思ってます
ほかの問題は相談したりすればなんとかなりますが
サプライチェーンだけはなくなったら終わりです
今回の選挙で
賃上げや増税・金利の上昇など
かつかつの経営のところには厳しい環境になると思います
自社が良くても
サプライチェーンの会社がなくなるリスクはかなり高いです
業界団体も含めて
全体最適を志す必要があります
一番心配なのは為替変動や戦争
今回の政府に頑張ってほしいなあと思うのは
為替変動や戦争への対策です
これらの大きな変動は
ビジネスには何の得もありません