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ひょうごTECHイノベーションプロジェクト

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兵庫県内にある様々な社会課題・地域課題について、主に県内の起業家や事業者が有する情報通信技術を中心に、ものづくりや建築・土木等の工業技術などを活用し、その課題解決を図っていくプロ…
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#スタートアップ支援

音声文字起こし技術がもたらすバリアフリーな行政サービス

今回のレポートは、2022年に三木市障害福祉課の課題「誰一人取り残したくない!コロナ禍で以前よりコミュニケーションが難しくなった難聴者を支援したい!」に取り組んだ記録です。 手話をひとつの言語として考えている三木市 三木市では2019年に「手話言語条例」を制定し、手話に関する各種施策を推進してきました。 しかし、コロナ禍で一般的となったマスクの着用やアクリルパネルの設置によって、難聴者や聞こえにくい方とのコミュニケーションにおいて新しい課題が生まれています。実際に障害福祉

シカによる獣害に対して、超音波を使った子どもにも安全性の高い実証実験を、中学校の敷地内で行いました

今回のレポートは、兵庫県新温泉町教育委員会 こども課の課題「子どもが安心できる鳥獣対策求む!シカ等の侵入から学校生活を守りたい!」に取り組んだ記録です。 新温泉町の学校はシカ被害に悩まされていた新温泉町は、兵庫県の北西部に位置し、北は日本海、東と南は香美町、西は鳥取県に接する地域で、内陸部は1,000メートル級の山々に囲まれています。 シカの生息域である山林に隣接する学校では、シカによる被害に悩まされています。 グラウンドにフンをまき散らすフン害や、植栽木や学校農園の作

自治会活動の見える化、フードロス削減、消防団のデジタル化など、兵庫県での実証がスタートしました!

「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」は、課題を抱える市町の職員と民間の事業者が協働して新たなサービスを構築・実装し、課題解決を目指す取り組みです。 今年で2年目となる本取り組みですが、今年度WEBサイトで公募した8つの課題について、課題と事業者のマッチングできたので、その発表を9月22日(金)に起業プラザひょうごにて行いました。 当日は兵庫県の齋藤知事から、本取り組みに対する思いや期待をお話いただいたほか、課題を提示した市町等の担当者からの課題説明と、課題に取り