結婚を急かす母への手紙。

帰省するたびに、「いい人いないの?」「結婚はまだかしら?」「〇〇ちゃんは子供連れて歩いてたわ。」「うちの子は30になるのに結婚もまだで〜困っちゃう!」なんて言葉を聞くたびに傷ついてきた。
ついに、嫌がるって分かってて発言してるってことがわかったので、我慢の限界。本人に言うかは別として気持ちを書いてみた。


お母さん、

お母さんが私の結婚のこと心配してるのはわかるし、友達の子供が結婚して、羨ましかったり、劣等感を感じたりしてるのだとしたら申し訳ないとは思う。

だからこそ、今まで帰省した時に結婚のことで不愉快な思いをしても、悪気がなくうっかり言っちゃうんだと思って我慢して受け流してきた。でも、私が嫌がるって分かってて言ってるんだってハッキリわかっちゃったらもう一言も我慢できない。これ以上、言われ続けたら私はお母さんのこと本当に嫌いになるから言うね。

私も兄も妹も自分の人生を生きているのね?毎日どんなことがあったかお母さんは当然全部は知らないよね?全部どころかほぼ何も知らないはず。その中で当然辛い思い、悲しい思いをすることもあるんだよ。想像したことなかったかな?
恋愛で悩んだり傷付いた経験がないのかもしれないし、遠い昔すぎて忘れてしまったのかもしれないね。
例えば、お母さんが痩せるつもりでものすごーーーく努力しているのに結果がでない時に、会うたび「まだ痩せないの?」「いつ痩せんの?」「これ言ったら怒るの分かってるけど笑」って言われたらどれぐらい嫌な気持ちになるか想像してみたらわかるかな?

お母さんの友達に会ったとき、「まだ結婚しないのよ〜困っちゃう」って自虐してるつもりなんだろうけど、お母さんが貶めてるのは自分じゃなくて、娘である私だよ。娘とはいえ、他虐してることに気づいてね。私がいないところで言うなら全然構わないけど、お友達の子供も結婚していないなら、お友達やその子供にも失礼だから気をつけてね。

もし、結婚を急かすことで私が愛する人と結婚できるならむしろ言ってほしいぐらいだよ。でも違うよね?むしろ、結婚しなきゃってプレッシャーで結婚は遠のくと思うよ。
結婚を急かすことでお母さんの気持ちが少しは楽になるのかな?楽になるだとしたら、楽になる分以上に私は傷ついて、お母さんを嫌いにはることと天秤にかけてそれでも言いたいなら言えばいいよ。

もしここまで読んで、「何もここまで言うことないじゃない。私はあなたを思って、、、」って少しでも思うなら、もういいよ。私という娘はいなかったものと思って下さい。結婚して、子供産んで、優秀な子供に育てて、、、、病気もなく健康に老衰するって幸せを絵に描いたような生活を手に入れるまではあなたと家族でいられません。

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