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Mリーガーの未来予想図


このままMリーグの人気が上がってくると、その先の未来、頑張ってる選手たちには、どんな幸せが待っているのじゃろう。それなりに報われて欲しいものですよ。

思い描くことができた未来は、思い描けた瞬間、実現がする可能性がそこに生まれる。そう信じておる。
そこでわしが「こんな素敵な未来が選手に待っているんじゃないか?」と、無理矢理に思い描くことで。明るい未来の可能性を生み出そうではないか。

セガサミーフェニックス

・魚谷侑未
「目が合ったから」という理由で、何の血統もない安い子馬を購入。スピードが星3因子だったのか、短距離レースで勝ちまくり。ワケのわからないお金がザクザク振ってきて、いろいろ馬鹿らしくなりポコチャをやめる。その馬に子供が生まれた瞬間、藤田社長が4億で購入。サイソクマーメイドと名付けたその馬が桜花賞を獲得。夫婦で顔を見合わせキョトンとする。

・茅森早香
副業でBAR経営をスタート。面倒くさいので、すっぴんに着古したスウェット姿で、いつもの女流仲間と雑に接客していたら「別れた女房の、休日の姿みたいだ」「あれはあれで幸せだった」とバツ1中年が懐かしんで集まるように。「休日の寝起きの妻」のコンセプトが受けて大繁盛、全国展開に。経営を根本佳織にまかせ、自分の店で毎晩楽しく飲んでるだけの経営者に。

・近藤誠一
結婚する気がなかったところ、同じく結婚願望のない綺麗な女性が部屋に転がり込み、勝手にあれこれ世話を焼くようになる。もうさすがに結婚しようと持ちかけるが、断られる。せめて金だけは残してやろうと急にバリバリ働きだし日々が充実、それが事実婚の幸せと気づかないまま、最高位戦の代表に。やがて子供が生まれて、年齢的に孫のような溺愛っぷりに。

・東城りお
Mリーグがとうとうパチンコ機種に。7の絵柄を高宮まりと企画会議で争っていたところ、たまたま放送で7の三色同刻をアガってしまい、7の絵柄に就任。売り出された機種がプログラムミス、裏技で大連チャンすることで大ヒット。パチンコ東城りおも発売され、これまた大ヒット。北斗の拳シリーズのごとく、延々と後続機種と仕事と銭がパチンコ業界から振ってくる。

渋谷アベマズ

・白鳥翔
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対…などと強がっていたところ、日本アニメが好きで来日した北欧美人女子大生と、趣味が合いすぎてツイッターで恋仲に。役牌の一鳴きのようなスピードで結婚。繁殖期のウサギのように子作り、次から次へと生まれてくる、純粋な金髪のベビーたちが可愛くて可愛くて。アホみたいに毎日我が子の写真をインスタに上げるだけの父に。

・松本吉弘
Mリーグ好きのVシネマ監督が、松本プロと仲良くなりたいだけで、無理矢理に映画の準主役に。演技も雑で作品も売れなかったが、たまたま北野武監督が麻雀プロと知らないまま「素朴さと顔がいいね」と脇役でスカウト。気に入られ、次回作も出演することに。その次回作がえらい大当たりで、なぜか俳優の仕事が増えていき、ハギーとの共演作が日本アカデミー作品賞に。

・多井隆晴
大阪の番組にMリーグ特集でゲストに呼ばれ、地方局だからといつものノリで喋っていたらウケてしまい、頻繁に大阪に呼ばれるように。明石家さんまとも共演し「さんまさんと同じくらい喋る人」と話題になり人気タレントに。「やっぱアベマより民放だよね」の言葉が社長の逆鱗に触れ、一時期不仲になるも和解。詫びとしてアベマTVにレギュラー2本持つことになる。

・日向藍子
フランスでもMリーグが放映、小さな麻雀ブームが始まり、フランス人の好みで、女性選手の中で一番エキゾチックな美人だと大人気になり、ことあるごとにフランスに仕事で呼ばれるようになる。海外でモデルの仕事も増え、フランスにかぶれだし「最近のパリではー」が口癖に。通り名もラブフェニックスから、ラヴィアンローズに。渋谷にクロワッサンのお店を出店。

コナミ麻雀格闘倶楽部


・佐々木寿人
連盟最強男子プロとして、老後まで安定した人気と思いきや。お子様が父親の名前の力を借りず、他業界で勝手に人気スターに。「あのスターの父親が麻雀プロ」というイジられ方でテレビに頻繁に呼ばれるようになり、番組司会者の「で、お父さんは麻雀強いの?」のボケに、ひな壇の芸人から「いやいやいや!麻雀業界では大谷翔平クラスですよ!」の返しが定番ネタに。

・滝沢和典
もうここがイケメンのピークと思いきや、オフシーズンでたまたま生やした口ヒゲおふざけ写真が妙にバズってしまい、そこにインフルエンサーのモデルも反応。気づいたらイケオジの代表みたいな扱いで、主婦層にウケてしまい、お昼の情報番組のコメンター席に呼ばれるように。言葉数も少なく終始ほぼ無言なのに、謎の人気が続き「クリス滝沢ペプラー」と呼ばれる。

・高宮まり
Mリーグ人気に乗った形で、茨城県から観光大使の話が舞い込み、1年契約。知事が悪ノリで「うちの名産のメロンとどっちが大きいですかねえ?」と軽く飛ばした冗談が、大炎上して辞職するまでの大騒ぎに。その結果、全国区の人気となり、写真集とDVDがバカ売れ。引き続き観光大使の仕事が延々と続き、本人がよくわからないまま、茨城県の未来を託されることに。

・伊達朱里紗
ラスベガスで活躍する女性ギャンブラーの連続ドラマが、アメリカで放映開始。地味だし1シーズンで終わるだろうと、日本語版の吹き替えを「最近キミ人気あるらしいじゃん? 麻雀プロってギャンブラーでしょ?」という適当なキャスティングで主役の声が伊達朱里紗に。しかしアメリカ本国で大ヒット。シーズン10になっても終わらず、延々と主役を演じることに。

U-NEXTパイレーツ

・石橋伸洋
急に鶏肉が大好物になる。もう白米食べる胃の余裕があるなら、鶏肉を食べたいと、もも肉をオカズに胸肉を白米代わりに食べていたら、急激に痩せ始める。痩せたら思った以上のイケメンになり、昔のバッシーを知らないファン層からざわつかれ始める。比較画像がネットでバズった結果、鶏肉ダイエット本を出版、大増刷。嫁が便乗して、シャモ鍋の料理店をオープン。

・朝倉康心
麻雀放送で、いっそVtuberになろうと、業者にキャラクターを発注。可愛い女の子になろうとしたが、嫁に気持ち悪いからやめろと言われ、そこそこ揉める。注文がいちいち変わることにイラついた業者が適当にキャラを作り上げたため、喋ってる途中でたびたび髪の毛のレイヤーが消えてハゲになるバグが発生。それが面白いと、登録数100万の人気Vtuberに。

・瑞原明奈
歯医者の技術養成のために作った顔だけのロボットを、開発者がたまたま見た瑞原さんの顔を気に入り、モデルにしてそっくりに作ってしまう。その顔が人気で、万博の案内ロボットも瑞原さんの顔がベースに。それを見た中国人がさらに気に入り、そのままパクってあちこちに瑞原さん案内ロボットが。気づけば東洋のあちこちで瑞原さんサイボーグがあふれる世の中に。

・小林剛
パイレーツが優勝したら、U-NEXTが費用全部持って、コバゴーのカバーアルバムを出すと監督がふざけて口約束したせいで、冷静な機械が本気を出してしまい、信じられない個人成績を出し優勝してしまう。レイニーブルーを歌って良いか問い合わせたら、新曲書き下ろすと徳永英明さんが言い出し、ガチ目のデビュー曲に。PVを瑞原さんで作ったら、とんでもない大ヒットに。

KADOKAWAサクラナイツ


・沢崎誠
90歳を越えても見た目も打数も成績も変わらないので、本気目で妖怪なのではないかと世間に噂をされる。健康の秘訣を知りたい、沢崎さんがやってることすべてが長寿につながるんじゃないかと大勢が騒いで真似をし始め、何をやっても商売になってしまうことに気づいた森井監督が、沢崎さんを所属タレントにしてカドカワから独立。さがみ典礼のCMをゲットする。

・堀慎吾
麻雀に興味しかなかったはずなのに、勝手にどんどん出世して、知らないうちに協会の代表にさせられる。鳳凰位を白鳥本田と競いたいと、協会をやめて連盟に移籍しようとするも、まわり全員がついていくといい出した結果、協会と連盟が合併してしまい。100年後、麻雀の歴史において「麻雀界の坂本龍馬」と呼ばれる高い評価を得ることを、本人は知らない。

・岡田紗佳
目立ってできる子が、罰ゲームのごとく学級委員長にさせられるように。若くして連盟の会長になってしまう。そんなの無理です言いながら、堀プロの「連盟に入りたいけど、みんなついてきちゃうんだよね」の相談に「じゃあみんないっしょになればいいじゃん、楽しいし」で合併を決めてしまい、会長就任いきなりで大仕事を達成してしまい、もう会長職を辞められず。

・内川幸太郎
ともたけプロから「面倒見いいし教えるの上手いから、こいつ見てやって」と、素性も知らない新人を預けられる。忙しくて麻雀教えてる暇ないので、メシだけ腹いっぱい食わせてやってたら、勝手に懐かれる。何も教えてないのに、若獅子、新人王優勝からタイトルをバシバシ取りまくり、そのたび「内川先輩のおかげです!」を連呼するので、ツモった西くらい怯える。

チーム雷電


・瀬戸熊直樹
連盟の会長の座に着いたが、怖くてイジリづらい森山さんから引き継いだ反動で、1年目の若手プロにもイジられまくるも、偉そうにしたくないので我慢。しかしこれはいかんと岡田紗佳に連盟の座を譲る。その間際、自分で立ち上げた若獅子戦を、年齢制限なしに改正、今までイジってきた若手を1人づつ潰していき優勝してしまう。岡田会長に「大人げない」と叱られる。

・黒沢咲
以前から興味のあったウナギの養殖業に手を出すも、生簀の片っ端から食べてしまい、社員に「頼むから現場に来ないでくれ」と言われる。「土用の丑の日」で土曜日に鰻が無駄に売れるのを知って「Mリーグみたいに月火木金もウナギの日にすればいいじゃん」と、勝利者インタビューのたびに宣伝活動。まさかの戦略が大当たりして、よりお金持ちに。結果、浜名湖を買う。

・萩原聖人
麻雀負けてかっこ悪い時でも、ファンからの声援が熱いことを知り「カッコ悪い役をやってもいいか。映画「いけちゃんとぼく」で、棺桶の中、鼻に脱脂綿つめたお父さん役も楽しかったしな…と俳優意識が変わり。結果、新作リメイク版「北の国から」の黒板五郎役に抜擢される。休憩時間、子役に演技より麻雀を教えようとして、一回、倉本聰に本気で叱られる。

・本田朋広
電通にそそのかされ、男子麻雀プロ、初めての写真集を発売する。全ページ、時には日本海の荒波をバックに、時には立山連峰、時には高岡大仏に抱かれ、時には雷鳥を抱えながら、富山の大自然をバックにふんどし姿というセミヌード写真集で、どこの客層にウケたのか、ランク王国のグラビア写真集1位をうっかり取ってしまう。調子に乗って、ふんどしもひろに改名。

EX風林火山


・勝又健志
度重なる勝利の中、うっかりラグビー観戦が好きと口走ったために、なぜかラグビーの試合の解説の仕事が入ってしまう。いざやってみたら、めちゃくちゃ上手かったため、最後はワールドカップの解説もまかされるようになり。気づいたらラグビー経験もないまま、全日本の監督に。顔だけはラグビーが上手そうなので、代表選手からタックルのコツを聞かれるたび困惑。

・二階堂亜樹
なんかいろいろ疲れたので、若き日のチャリンコ転倒事故以来、乗らなかった二輪に手を出し、バイクの中免をゲットし風になることを決意。ツーリング先での革ツナギ姿のバイク写真をアップするたび、今まで麻雀と正反対の世界で生きていた、亜樹スマイルを知らないバイク乗りたちが大ハマリ、インドアとアウトドアの不良っ子、すべてを配下に置く偉業を達成。

・二階堂瑠美
あまりにMリーグで勝ちすぎるので、単独で戦術本を書かないかと竹書房からの依頼。しかし本人、いちいち説明が面倒くさいので、黒木さんに全部丸投げ。結果ゴーストライター黒木が、瑠美牌譜を元にそれっぽく勝手に作り上げた戦術本が、これはすげえと次々大売れ。瑠美の顔が表紙にあるだけで売れるレベルの人気になったので、毎号違う変顔が、近代麻雀の表紙に。

・松ヶ瀨隆弥
料理にハマるうちに、食材よりも、包丁の切れ味にこだわりはじめ。しまいにはオフシーズンに鍛冶職人に弟子入り、自分で鉄を鍛錬して包丁をみずから作るようになる。師匠にそろそろ品評会に出してみろと言われ、出品したらグランプリを獲ってしまい。熱闘Mリーグの特集を見ていた全国の料理人から発注が来るようになり、牌より鉄を打つ日が多くなり、頭髪チリチリ。

赤坂ドリブンズ

・丸山奏子
ヒマこじらせ調子に乗って絵本を出してみたら、評判がよく、全国のお母さんからファンレターが来るようになったので、もういっそ絵本作家になってやろうかと思った矢先、麻雀の腕が仕上がって成績向上。試合数が増えてしまう。絵本を描く時間を作るため、早く試合を終わらす早仕掛けスタイルにしたら勝ちすぎてしまい「局消化の天才」と呼ばれる羽目に。

・村上淳
局消化の天才を生んだ名教師として、丸山が勝つたび勝手に評価がアガってしまい。初心者用の麻雀本の仕事が、山ほど降ってくるようになる。しかしどのページを開いても、どの局面も、二頭身の可愛い絵柄で描かれたヒゲキャラが、笑顔で「リッチ!」としか言っておらず。しかしそれで抜群に初心者の成績が素直に上がってしまうため、延々と本が売れることに。

・鈴木たろう

本人は飄々と気ままに過ごしているつもりが、世間の認知度と人気はどんどん上がってしまい。女性セブンの「鈴木といえば、浮かぶのは誰?」のアンケートで、鈴木福くんとイチローの間にランキングが挟まれてしまう。「太郎といえば誰?」のランキングでは、河野太郎と山本太郎の上位に立ってしまい、野党から「出馬しませんか?」というお誘いがたびたび来てしまう。

・園田賢

最高位を4連覇してしまい、5連覇の偉業を前に「もうMリーグどころじゃない、もっと勉強しなくちゃ」と、博報堂を辞めた時のようにMリーガーを惜しまれながらもアッサリ辞めてしまう。しかし楽屋にはいたいので、ドリブンズの監督に就任。最高位決定戦シーズン、新しく加入した醍醐選手を10連投させる采配で、永世最高位を目指す!


…と、こんな明るい未来が待っているのではないか?

そんな選手たちの姿を眺めてニヤニヤするためにも。
わしらMリーグを応援して、盛り上げていこうではないか。
人の幸せな未来を願うものに、幸せはやってくるのじゃぞ。

ご機嫌がよろしい時、気分で小銭を投げていただくと嬉しいです。ただあまり気はつかわず、気楽に読んでくださいませませ。読まれるだけで感謝です。