見出し画像

SEが『プログラミングって必要なの?』について言いたいこと。

近年、日本の教育が見直され、2020年小学生のプログラミング必修化、2021年中学生のプログラミング必修化が導入されます。

海外では数年前から義務教育課程でプログラミングが必修となっているみたいですが、日本もようやく本格導入となっているわけですね。

切り口が大きすぎましたが、ここでは小・中学生が習うことについて意味があるか。という点で書きたいと思います。

■目次
1.プログラミングで鍛えられた能力は何か?

2.小中学生は理解できるのか?
3.社会では役に立つ?

1.プログラミングで鍛えられた能力は何か?

結論から言うと、論理的思考力は鍛えられたと思う。

プログラムは一切の不合理を許さず、1行間違うだけでエラーをはく。そういうことを学ぶと合理的に、順序や成り立ちを考えられるようになる。

また、1つの言語だけでなく1つ習得すると他の言語を学ぶときに応用が利くので問題解決力も身につくだろう。

要は自分のモデルケースとどう違うのかを比べて、自分で調べて解決できるようになるということだ。

私の場合、C⇒javaを学んだがそのあとjavaScript、C#など応用が簡単だった。

2.小・中学生は理解できるのか?

言語そのものは学ぶことは難しいとは思う。

しかし、最近では以下のようなパズルを用いてキャラクターがそのロジックに合わせて動くというソフトウェアが開発されている。

『Scratch』はプログラミング塾などでも使われているみたいで、変な猫が特徴だ。別にScratchの回しものではないが、これはかなり勉強になると思う。

画像1

個人的には上記の概念から学んで言語に着手するほうが能率がいいと思う。タイムマシーンがあるなら過去の自分にこれ学んどけよ。と言いたいところだ。

論理的思考力は他の科目(国語、数学など)にも影響し、総合的に学力がアップすると思っている。国語なら文脈を読むことで読解力が上がったり、数学なら証明問題などで活躍しそうである。

3.社会では役に立つ?

プログラミングを扱う職でもそうでなくても役に立つと思う。

どの職種についても論理的思考力、問題解決力などは必須の能力である。

政府的にはプログラミングを学ぶことでIT人材の育成を狙っていると思うが、小・中学生の間に向かないと感じたらやめればいいのである。

そういう判断もすることができる。

私の場合、プログラムに触ることがあるので大学の間に学んでおいてよかったと思う。IT業界に入門したい人なら必須といっても過言ではないし、それ抜きでは語れない。

また、別の業界でも考え方を学んでおくことで論理的思考力、問題解決力が身につくので役に立つと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?