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22-4-8:#21 博士の愛した数式/小川洋子

【今週読んだ本】
・世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド/八木仁平
・超一流の雑談力/安田正
・0ベース思考/スティーヴン・レヴィット スティーヴン・ダブナー
・嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え/岸見一郎・古賀史健
・ライオンのおやつ/小川糸
・博士の愛した数式/小川洋子
・うまくいっている人の考え方/ジェリー・ミンチントン
・多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。/Jam


その中での今週の1冊は、、、
博士の愛した数式/小川洋子

以前にも一度読んでいるし、映画も観た作品。

過去に交通事故によって脳に損傷を受けた影響で、80分しか記憶が続かない数学者の博士。
そこに家政婦としてやってきた女性とその子供のルートとの3人の物語。

博士の示す数式は、まっすぐで美しい。博士は数学の中に自分の考えや気持ちを表現し、家政婦たちはそれを受け取りお互いにコミュニケーションをとれるようになっていく。そんな3人の日常は、他の人たちと異なるかもしれないけれど、お互いを大切に思っている。

この作品は、静かな日常の中に温かくそして相手を思いやる気持ちで溢れている。

私はまるで静かな冬の季節に暖炉にあたっているみたいに温かな気持ちになった。


タイトル:博士の愛した数式
著者:古川洋子
出版社:新潮社
発売日:2005/11/26


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