見出し画像

あぁ〜ん?ライカって結局なんなんだ??

uhimaruです。

カメラのこと長文で書けるのっていいですね。ヌイッターだとネタしか書けないので。

多分今の期間って東方盛り上がってる時期なんですが、空気読まないでカメラの事を書こうと思います。ああ、いや、東方と無関係ではないですね。

ぬかったわ!!

多分日本のライカの値段の高さも相まってるのか、ライカジャパンのブランディングの成功と見るべきなのか、記事だとライカの良さ!!!!!魅力!!!!!!SNSだと「ライカってなんかイイ」みたいな雰囲気イケメン(ちなみに筆者は醜いゴブリンなので雰囲気だろうがイケメンは敵です)みたいな話ばかり聞く昨今、ちょっと汚い話をします。ちなみに綺麗な話はUHI-HAMAでやりました。まだ買えます(宣伝)

あとライカの作例はLFIにあります。

筆者はカメコをもう8年やっている超老害ですが、MMOのスキルツリーが如く下記のように変遷しています。

K-r→K-5→K-5Ⅱs→K-3→X-T1→X-T2→PEN-F→R-D1→M8→α7Ⅱ→MP240,Q-P

R-D1は売らずに残してるし、M8は買い戻そうと考えてるんですが、兎に角このスキルツリー上はライカ(MとかLマウント規格のカメラ含む)を終の住処としています。

一体何が良いのかという話だけを書くなら他の記事を見た方がいいでしょう。なので、ここでは一体何なのかを書きます。

簡単に言うと今時の最新のミラーレスが「高性能カメラ」だとして、ライカは「高級カメラ」です。読んだ通り高い性能なんかはありません。そして写真で下手打つとトイカメラ以下の写真が出ます。

トイカメラ以下の写真が本当に出ます。

これはさすがに辛抱たまりません。例え敗北を知らない有名カメコだろうと、憧れの同級生のあの子が実は大学生のヤリチンと関係を持っている事を知った童貞の様に絶叫してしまい、絶叫していないとしても死んだ事に気づいていないだけという魔性のカメラなのです。書いてて超怖くなってきた。

ここまで書いてますが、じゃあ高いだけのクソじゃんとかそういう方向では無いんですね。ごめんね、ここまで来ちゃったけどちょっとだけ戻って来てね。ちゃんと話すからね。

なにが高級たらしめているのか。

高級とは「高い値段()」「高いつくり」、「高い程度」、「高い品質」と考えています。は?何??って感じですけど空気読まずに書いて行きます。

「高い値段()」とはそのまんまなので割愛させてください。関税とブランディングとワシが育てました。正直ドイツ本国や香港の値段を見てほしい。ああ、それでも高いは高いね。でも日本は高すぎです。(露骨な文字稼ぎ)

「高いつくり」って言うのはどういう事なのか、一発で判るのがマップカメラの地下か、ライカストアに行く事だと思います。つまり触って下さい、さすがにつくりはイイです。これは無理して文字に起こしてるキラキラした記事散見されますけど、俺は記事においてもしょうもない童貞なのでそんな危険な火遊びはしません。文字にしない方がいいです。とにかく光の早さで現地に赴き一回でも何発でも触りましょう。

「高い程度」はこれは偏見ですけどお高くとまっているように見えているということです。これはなんなのかというと、例えばM型だと外観を大きく変えません。変えないのは伝統とか様式美とかのベクトルもあるんでしょうが、撮るという最低限の機能をを抑えた上でアップグレードしていくとなると、あれで大きく変える必要が無いという判断を長年してるんじゃないかと考えています。撮る以外の機能は本当に無いですね、撮る上で便利な機能も(他のメーカーの努力に比べたらサイコ野郎かというくらい)無いです。なので操作系はどシンプルだし、他の現行デジカメに付いていないであろうレンジファインダーの精度はキチガイレベルに良いです。そしてシステム全体が小さい。これを維持し続けてるので見た目マジでお高くとまりやがって!!って思うんだろうと考えていますが、結局、使ってみれば昔のカメラの利点であったシンプルさとか判りやすさとか気持ちよさを捨ててないという所だと思います。

最後に「高い品質」というのはこれは正直つくりの話と被るだろと思われる人も多いんでしょうが、品質を高めてると感じているのは写真です。もっと厳密に言いましょうか。デジタルのM型では顕著なんですが写真出力のチューニングがそれにあたります。愚直にフィルムに寄せたチューニングを行ない、フィルムから始まった写真としての追求が未だにされている状態をソフトウェアのチューニングの形でも反映しているのがこのメーカーの写真の品質の一端です。軟調で暗部が残り、色の残し方も昔に寄せ、解像度は一歩引いたような抑え方をしています。写真としての精度よりも写真としての懐かしさや記憶のエッセンスを取り込んで写真としているのが「高い品質」の正体だと考えます。ちょっと冒頭の話に戻りますが、ここが東方撮るのに向いてるから使ってる部分です。写真としての古さを現行で出せるという部分で、ここは東方撮るには良いと考えるところかなと思いました。

あとの部分はもう好みです。使いやすいカメラではないです。

最後に大事な事を書くと、カメラは好きという感情を殺せば、「使いやすさ」か「絵作り」かあるいは「両方とか全部」とかになるんですが、この「両方とか全部」は信じてません。使い方なんて訓練とか経験だろうし、見る人は「絵作り」も含めて絵を見てくれるんじゃないんですかね。そう思ってます。

最後まで見てくれてありがとうございます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?