自然農と幸せ
このところ気温がぐんぐん上がり、春のような陽気。雨も降り、太陽も照り、畑の生き物たちもキラキラとしている。
毎日畑を見回るとあまり違いがわからないものだけれど、少し時間を空けて見に行くとその違いに驚く。
この間まで鉛筆ほどに細かった玉ねぎがぐーんと伸びて朝露でキラキラ光っている。
大根は花芽がのぞいている。
虫たちも活発に活動していて、てんとう虫やミツバチも見るようになった。
レタスはひとまわり大きくなっている。
ひとつひとつの生命が躍動している。ダンスを踊っている。
皆、太陽を求めて葉を伸ばし、水を求めて根を伸ばす。その中に身を置くと、言いようのない安心感、満足感に包まれる。
人間社会と自然が大きく分断されてしまった現代において、自然界の中に身を置くことは幸せについて考えるためのヒントになると思う。
たくさんの生命に触れ、その時に出会う感動を寄せ集めるといいのかもしれない。
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