見出し画像

最終審査を迎えます

おひさしぶりです!卒業制作も終盤となり、いよいよ最終審査を迎えることとなりました。皆様にも是非ご覧いただきたいと思いましたので、できました作品についてご報告致します。はじめましての方はこちらをご覧ください。


◆へるぷるプロジェクト

私はこれまで『看護』『疾患/症状』『思いやり』をテーマとしコンテンツを制作して参りました。そこから自身の経験と社会の悩みをリンクさせた結果、差を認め助け合うきっかけのデザインを目標に、2つで1つとなるプロジェクトの制作をすることとなりました。その名も「へるぷるプロジェクト」です。

画像1


◆へるぷるパス

ひとつめは“へるぷるパス”です。パスケースに擬態するヘルプマークとなっており、自分の病気や症状に合わせ、カスタマイズすることができます。必要な時に開いてヘルプを求め、必要のない時はしまうことができるため、常にヘルプを必要としない方など、既存のヘルプマークでは使いづらさを感じていた方にも安心してご利用いただけると思います。

画像2


◆HELP!!マガジン

ふたつめは“HELP!!”マガジンです。外見からはわかりにくい病気や、理解を得られにくい症状を主に取り上げ、不定期で更新していく無料配布の冊子となっています。今回は月経困難症をはじめとする10種類の病気・症状について制作しました。

画像3

画像5

“HELP!!”マガジン第1号「月経困難症」のためしよみはこちらから可能です。


◆これらを使うとどんな変化が生まれるか

へるぷるパス”と“HELP!!”マガジンを使用することによってこれまで起きていた問題や偏見、思考のすれ違いを減少させることができます。

画像4


◆まとめ

制作結果については以上となります。いかがでしたでしょうか?この作品は元々、私自身が感じていた周囲との「病気や症状」に対する認識の差がきっかけではじまったプロジェクトでした。その中で、同じようなモヤモヤを抱えた多くの方にご協力いただき、このようなかたちで作品をつくりあげることができました。アンケートやインタビューを行う中で「商品化してほしい」「実現してほしい」など励みになるお言葉を頂いたり、積極的に協力してくださる方がいらっしゃったり、周囲の方の暖かさに支えられました。感謝の気持ちとともに、頑張らなくてはという想いが湧いてくる様でした。自身の卒業制作はここで一区切りとなりますが、この一年間の活動や問題に向き合う気持ちを忘れず、これからも「社会をより良くするためにはどうすべきか」を考え続けていきます。

改めまして、twitterやnoteを通して、アンケートやインタビューにご参加くださり、また、活動を応援してくださり、本当にありがとうございました!後日、最終展示の様子をUP予定です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?