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【考え事】アメリカ人に宗教について聞かれた話


こんにちはUgoUgoです。

この記事では、アメリカ人に日本の宗教について聞かれた時に、考えたことを書いています。先日、日本に興味があるというアメリカ人に、日本の宗教について聞かれました。「みんな仏教徒なのか?」などなど。なんとなく答えたものの、今の感じでよかったのかと気になりました。その後、色々と調べて、考えたこと・思うことがあったので、今回記事にしました。


1. 話しかけられた時の様子

先日、自宅近くのお店で、お昼ご飯を注文し、店舗の外で商品を待っていました。
すると、後ろの方から、突然、声をかけられます。

振り返ると、1人のアメリカ人が立っていて、ニコニコしています。

最初は、怪しい人かなと思いましたが、服装もきちんとしていて、パソコンを2つ抱えています。

なぜ2つ?と思いましたが、まぁ大丈夫かなと思いつつ、話をしていると、「どこから来たの?」と聞かれます。

「日本だよ。」と答えると、「Oh! Good!」と嬉しそうです。

話を聞くと、旅行が好きで、旅番組を見ていて、アジアに興味を持っている。
その中でも、日本に1番興味を持っているとのこと。


なるほど、なるほど。と思っていると、観光スポットについて色々聞かれます。

北海道、東京、大阪、京都、沖縄などなど。

何が有名なのか、どんなことが出来るのか、どのシーズンがいいのか、などなど。

芸者文化が好きとのことで、やっぱり最初は京都に行きたいと言っていました。


そうこうしていると、次にスポーツについて聞かれます。

「どのスポーツが一番流行っているのか」知りたい様子。

正直、よく分からなかったのですが、とりあえず、「サッカー・野球・バスケット・相撲」などは、日本でよく目にすると伝えます

(私の印象なので、詳細は、分かりません。。)。


すると、どこで覚えたのか分かりませんが、「読売巨人」「阪神タイガース」を連呼していましたね笑

一般社団法人 中央調査社の調べによると、人気のスポーツは、「1位野球・2位サッカー・3位相撲」と続くようです。


続いて、宗教について聞かれます。
「日本人の宗教は何がメインなの?みんな仏教徒のイメージがある。」とのこと。


なるほど、なるほど。はい、困りました。

なんて答えていいのか、すぐに頭に浮かびません。


私の頭の中に、宗教関連の単語・フレーズのストックがほとんどありません。

まず、自分の宗教を考えてみます。

無神教ではない。子供の頃、自宅に仏壇があったのを思い出し、おそらく、仏教。

一般的には、どうなのかわからず、悩んで、「多分、メジャーなのは仏教。でも、いろんな宗教があるよ」とだけ伝えます。

これが今の私の限界、、笑

ただ、そのくらいの回答に満足したようで、突然の桜トーク。
日本の桜が見たいとのこと。やはり、京都がいいのではないかという、結論に。


そうこうしているうちに、注文していた商品の準備ができたようで、受け取って、お別れしました。


2. 日本における実際の割合

宗教について深く考えた事がなく、そもそも日本の宗教についても詳しく知らなかったので、少し調べました。

まずは、日本の宗教の割合について。

文化庁が出している宗教統計調査(平成30年12月31日現在)を参照

人数だけみると、神道系、仏教系、諸教、キリスト教と続きます。

色々詳しく書いてあるサイトもあり、色々と目的に応じて、このデータの捉え方は変わるようです。

大まかに、日本の宗教の割合を把握するには、この順番でいいかなと考えています。


ただ、この神道というものをよく分かっていなかったので、もう少し調べます。

Wikipedia参照
神道(しんとう、しんどう)は、日本の宗教。惟神道(かんながらのみち)ともいう。
教典や具体的な教えはなく、開祖もいない。神話、八百万の神、自然や自然現象などにもとづくアニミズム的・祖霊崇拝的な民族宗教である。
自然と神とは一体として認識され、神と人間を結ぶ具体的作法が祭祀であり、その祭祀を行う場所が神社であり、聖域とされた。明治維新より第二次世界大戦終結まで政府によって事実上の国家宗教となった。この時期の神道を指して国家神道と呼ぶ。

説明されるとイメージしやすいですね。よく分かります。

特に深く信仰しているわけではないのですが、なんとくなく神様的なものを信じている感じです。(分類するなら、私はこれに該当するかな。)

これらの説明をみると、いろんな考え方があると思うので、あくまで1つの考え方ですが、日本人は、神道と仏教がメインだと感じました。



3. 英話で話すには?

実際に話してみて、私の中には、この分野の英単語のストックがとても少ないことにも気づきました。


「これってなんていうのかな?」みたいなことをずっと考えながら、話していました。


以前の記事で書いたように、自分の中に使えるストックを増やす必要があります。
(詳細は、【英語学習】スピーキング力 ≒ リスニング力+妄想力 を参照ください。)


そこで、必要そうな表現について、少し調べてみました。

すでに、まとめてあるサイトがあったので、具体的にはそのサイトを確認していただいたほうが早いと思います。

「無宗教です」はNG?英語で宗教を聞かれた時の答え方
神道って?仏教って?日本人の宗教観を英語で説明してみよう


その中から、私が知っておきたいと思ったものをいくつか紹介します。

まずは、使えそうな単語から。

宗教単語


「無神論者」と「不可知論者」については、補足のコメントがありました。

"atheist(無神論者)" は神が存在しないと信じている人のことを指すようです。
ただ、この表現は、全ての宗教上の神の存在を否定することになるので、強い信仰心を持っている人(特定の神を信仰している人)に対して使う場合には、注意が必要になるようです。

"agnostic(不可知論者)" は神が存在しているともしていないとも証明できないという立場の人のことを指すようです。
つまり、神が存在しているかしていないかよくわからないため、なんとも言えないという人のことです。
無神論者のように神の存在を否定しているわけではありませんが、宗教的な信念を持っているわけでもないので、無宗教だと言いたい場合には、この表現の方が、無難な印象を受けました。


次に、これは覚えておこうと思ったフレーズ、文章です。

私は信心深くありません。
I'm not a religious person.
それほど信心深くはありませんが、仏教を信仰しています。
I'm not a very religious person, but I practice Buddhism.
日本人の多くは特定の宗教を信じるのではなく、神社で日本のかみに自らの健康や幸運を願い、また寺でも仏像に同じことを行います。
Many Japanese do not believe a particular religion, but they pray to a Japanese kami for their health and happiness in a Shinto shrine and do the same thing in front of the Buddhist statues in a temple.


正直、このくらいの説明ができれば、一般的な日本人については説明できているかなと思いました。

この辺りの表現をベースとして、自分なりの表現を増やしていくつもりです。



4. まとめ

「日本のメジャーな宗教はなにか?」という問いに対して、自分なりの回答を用意しましたが、様々な考えがあると思うので、あくまで1つの考え方として捉えてもらえると嬉しいです。

これまでに、自分の宗教について深く考えたことがなかったので、少しびっくりしました。

ただ、日本に興味を持っている人に、久しぶりに会ったので嬉しかったです。
同時に、ちゃんと日本の良さを伝えられたかなと、不安になりました。

アメリカの文化や英語の学習も大切ですが、まずは日本についてもしっかり知っておきたいなと、改めて感じました。

英語学習という視点からすると、自分の弱いポイントが見えて、いい経験になりました。自分にあった表現をいくつかストックしておくといいかもしれません。


今回の記事は、以上です。
私の経験ではありますが、どなたかの手助けになれば幸いです。質問などがありましたら、いつでもコメントください。



英会話で話せる・使えるストックを増やすには。


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