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「自分のコンプレックスが転職の理由につながっていることがわかった」社会人8年目・佐藤さまmento利用者インタビュー#02

今回お話を伺ったのは、mentoのコーチングを活用し、転職活動にチャレンジされた佐藤菜穂子さん。コーチングで転職活動の軸を見つけるまで、人生を深堀りし自分のコンプレックスと向き合う過程がありました。

コーチングの回を重ねるごとに、「転職活動の軸」とその裏側にある「なりたい自分像」を具体的に言語化することが出来たそうです。コーチングを活用し納得できる転職活動ができた理由、さらに佐藤さんにとってのコーチングやコーチの存在についてもお伺いしました。

転職したい気持ちの裏にはコンプレックスがあった

ーーー佐藤さんがコーチングを受けようと思ったきっかけを教えてください。

当時は、自分が本当にやりたいことを見つけられない状態で、1年くらいダラダラと転職活動をしていました。当時勤めていた会社にこのままいても、スキルもお給料もこれ以上伸びないかもしれない。でも、長年築き上げたキャリアや地位を捨てきれない自分がいて、なかなか決めきれずアクセルとブレーキを踏んでいる状態だったんです。

そんなとき、ちょうどコロナウィルス感染拡大による影響で給料が下がってしまい、転職活動に本格的に取り組むことに決めたんですが、転職活動を進めていく中で、『失敗したらどうしよう』『転職した先で自分のスキルが役に立たなかったらどうしよう』『お給料がもっと下がったらどうしよう』といった不安を感じていました。

自分だけで考えるのにも煮詰まってしまい、自分の転職の軸を見つけたいと思っているときに、知人からコーチングを勧められて、受けてみることにしました。

ーーーコーチングサービスが他にもある中で、なぜmentoを利用しようと決意してくださったのでしょうか?

サイトやSNSアカウントで発信される内容が明瞭でわかりやすく、サービスの信頼性が高いと思ったからです。特に私がサービスを知った当時は、SNSでコーチングの実演動画を配信されていて、サービスイメージを具体的に想起できたのもよかったですね。

ーーーどのように担当コーチを決められたのでしょうか?

最初にmentoからおすすめされたので、高橋智子さん(以下ともちんさん)のコーチングを受講してみました。初回コーチングのときにライフグラフ(※1)を用意して下さり、自分の絶頂期・どん底期を記して自分の人生の深堀りを行いました。

深掘りする中で、『自分はこれまでいろんなことを外に出さず生きてきたんだ』『自分の現状を客観視して、情けない・悔しいと思っているんだ』と気付いて、その瞬間に大泣きしてしまって……。そしたら、ともちんさんも一緒に涙を流してくれたんです。そのときのコーチングはとても印象に残っていますね。

ともちんさんは、相手の悩みに対して、共感し、ものすごい熱量を持って向き合ってくださる方です。だからこそ、初回コーチングから自分自身も包み隠さず自己開示ができました。『このひとにだったらこれからも自分を素直に出せるかも』そう思って、ともちんさんにコーチングをお願いすることにしました。

ライフグラフ

※1 ライフグラフ:自分の価値観を可視化するためのグラフやチャート。上記は佐藤さんが実際に作成したライフグラフ

転職の軸が確立するきっかけとなった問い

ーーーコーチングを受けることで、何かご自身に変化はありましたか?

コーチングを受ける前は、これといった転職の軸も持たず、ただ闇雲に現職よりも給料の高い企業を調べ漁ってはいたものの、募集要項を読んで自分のスキルが通用しないのではないかと不安になり、結局応募を諦めてしまうことが多かったです。

コーチングを受けてからは『なんで給料を上げたいのか?』『自分にとってお金とはどういう存在か?』という問いかけで、気付いたことが4つありました。

・パートナーが自分よりも稼いでいる
・私立大学を卒業したが、有名企業に勤めているわけではない
・両親を旅行に連れて行ったり、親孝行ができていない
・自分ひとりで暮らすには問題ないが、誰かと生活を共にしたり、困っているひとに手を差し伸べるほど金銭の余裕がない

それらが自分のコンプレックスであり、同時に転職活動をしたい理由のひとつであることに気付きました。

ーーー転職活動をする理由を明らかにできたんですね。冒頭でも仰っていた、コーチングを受け始めた理由のひとつである、転職の軸は見つかりましたか?

そうですね。コーチングセッションを5回ほど重ねて、3つの転職の軸が見つかりました。

・お給料を上げたい
・自身で執筆している小説に生かすために、今までとはちがう経験を積みたい
・顧客の役に立っている実感を持てる仕事がしたい

転職を経て、自分の仕事・キャリアに対する軸が新たに確立された気がします。今は、自分が仕事にかけている時間と労力に見合っている給料をもらえる環境に身をおくことが、一番大事にしている価値観です。

ーーー転職の軸が確立したのは、コーチングでのどのような問いがきっかけだったんでしょうか?

『doing』ではなくて『being』でどうなりたいかを聞かれたときですね。私はもともと、思いつきでなんとなくやりたいことを軸に転職活動しようとしていましたが、その問いを投げかけられてから、自信をもって『両親やパートナーをサポートできるくらいお金を稼げるようになりたい』といった『なりたい自分像』を具体的に考えられるようになりました。

ーーー転職活動の際に、ご自身の中に葛藤は生まれませんでしたか?

コーチングを受けてから、転職に対する上手くいかなかったらどうしようといった悩みや、今のキャリアや地位を捨てることに対しての葛藤は一切なくなり、スピード感もって行動した結果、1~2か月で内定をもらえました。

並行して受けていた企業の中で、どの企業に進むか悩みましたが、コーチングで見つけた転職の軸に立ち返って入社先を選ぶことができたので、良かったです。

ーーー転職の軸を確立した以外に、コーチングを経てご自身に起こった変化はございますか?

『でも』『だって』といった、言い訳する言葉を使わないようになったことですね。コーチングで使っていることが多いことと、そのような言葉は思考の質を低下させることだと教えていただいたので、それからは言わないように心がけるようになりました。

セッション4

実際のオンラインコーチングの様子

コーチングでは悩みを可視化することができる

ーーー最後に、どういう方にコーチングをおすすめしたいですか?

コーチングを受け始めた当初の私と同じように、転職するかどうか、などキャリアに関する悩みを抱えている人には、ぜひコーチングを使ってみて欲しいです。転職活動において、目的は仕事を変えることかもしれないけれど、自分の悩みを深堀りしていくと人生全体での悩みが浮彫りになったり、悩みを可視化できたりするのでおすすめしたいですね。

今のキャリアが安定しているから手放せない方もいらっしゃると思います。でも、挑戦してみないと見えない世界もたくさんあるということが転職してからわかりました。挑戦してみてもしダメだったとしても、コーチはずっとついていてくれるので、躊躇せずに飛び込んでみてほしいです。

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