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「“自分らしさ” がわかったら、仕事がより楽しくなった」社会人20年目・モリヤマさまmento利用者インタビュー#6

今回、お話をお伺いしたモリヤママサコさんは、現在、ヘイ株式会社(hey)でプロダクトマネージャーとして働いています。モリヤマさんは、過去タイミングを分けて二度コーチングを受けてきたとのこと。インタビューでは、それぞれ始めるきっかけになったご自身の変化、コーチングによって見つけた自分らしい働き方などについてお伺いしました。

きっかけはコーチングによって身近な人に変化が起きたこと

ーーモリヤマさんのコーチングとの出会いを教えてください。

4年前くらいに周りの人からコーチングの話を聞く機会が増えたことで、コーチングを知りました。パートナーがmentoでコーチングを受けていたり、会社の同僚も受け始めたり、社内でもグループコーチングの研修があったり。特に、パートナーがコーチングを受け始めてから行動が変わり始めたんです。

これまでは、私の意見を常に最優先にしていたのが、自分の意見や気持ち、提案をたくさんしてくれるようになって。もしかしたら我慢していたのかもしれないですね。今では二人で話し合う時間がたくさん増えました。それで、コーチングに興味を持ち、私も受けてみることにしました。

ーー受ける前はコーチングにどのようなイメージを持たれていましたか?

受けた人は「めっちゃいいよ!」と言っている人が多かったですが、値段も決して安くはないですし、具体的に何をやっているのかは分からなかったので、正直怪しいものかもしれないと思っていました(笑)

ーーそこから、実際にモリヤマさんがコーチングを受け始めたのは何がきっかけだったのでしょうか?

実は、これまで二度コーチングを受けていて、一度目は1時間半のセッションを月に1回4ヶ月、二度目は1時間のセッションを月に2回の頻度で約8ヶ月間続けていました。一度目に受け始めたときは、プロダクトマネージャーにキャリアチェンジしたタイミングで、周りから求められていることと自分のスキルとのギャップや、コロナ渦でリモートワークに変わり、社内のコミュニケーションが変化した状況が重なり悩んでいて。本を読んだり周りの人にも相談したりしていたのですが、どうにも上手くいかずコーチングを受けてみようと決意しました。

ー-一度目のコーチングでは、コーチングを通してどのような変化がありましたか?

「誰かに言われたことを優先して、自分自身がやりたいと思ったことの優先度を落とす」という自分の思考の癖を知ることができました。癖を自覚してからは、自分の気持ちを意識して、積極的に仕事を取りに行くようになったり、苦手な仕事だとしてもやりたい理由を見つけて動機づけしたりして、とにかく行動するようになりました。結果、仕事が軌道に乗り始めたので、一旦コーチングを完了することにしました。

大切なのは強みではなく、自分らしさだった

ーー少し期間を空けて、再びコーチングを受け始めたのは?

一度目でコーチングの良さを実感したので、そのあとプロダクトマネージャーとしてのキャリアをスタートして少し時間が経ったタイミングで、次のステップに進むためにもう一度受け始めました。プロダクトマネージャーとしての強みを考えるために、社内だけでなく社外の方の意見も取り入れたかったんです。

ーー8ヶ月間受けてみて、どのような変化があったのでしょうか。

自分の強みというワードに引っ張られていたのですが、あるときコーチに「自分の強みを見つけてどうなりたいですか」と聞かれたときに、ハッとして。本当は強みを見つけたいわけではなくて、「強みはなんですか」と聞かれたときに答えたかっただけだと気づいたんです。

それからは、強みというよりも「どうしたら自分らしく働けるのかを大切にしたい」「一緒に働くメンバーにも自分らしく働いて欲しい」といった新しい価値観を見つけました。

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▲コーチングのセッションログ

ーーモリヤマさんの自分らしく働く、とはどのような状態なのでしょうか?

広い視野を持ちながら働き、見つけた課題や改善点をチームや役割を超えて関わることですね。簡単にいうと、課題があると解きたくなってしまうんです(笑)

コーチングを受ける前は、他のチームで問題が発生していたり、「こうした方が良くなるんじゃないかな」と思ったりしても、口出ししないようにしていたんです。でも、コーチングを通して、問題点に気づくことが周りの人の助けになることがあるんだと気づきました。伝えることが相手にとってもプラスになるかもしれないし、抑える必要はないかなと思うようになって、それからは気づいたら遠慮せず伝えることにしました。

すると、感謝されるようになったり「もっと詳しく知りたい」といった声を聞くようになったり、社内コミュニケーションが増えてポジティブなことの方が多かったんです。伝えてよかったと思いました。我慢をやめたことで、前よりも楽しく働けるようになりました。

「無意識な行動」を教えてもらうことで、本心に気付ける

ーーモリヤマさんにとって、コーチングを続けるモチベーションは何ですか?

自分だけでは得られない気づきを得られるからですね。特に、セッション中にコーチから「表情が明るくて楽しそうですね」といった表情や動作について、客観的にフィードバックをもらえて、これは自分では気付けないことだなと。他ではなかなかこういう機会ってないですよね。また、言葉だと簡単に嘘をつけちゃいますが、無意識の行動に本心が投影されるので、コーチングでは自分ではわからない本心を知ることができるなと思います。

例えば仕事を依頼されたときに、やりたくなくても口では「任せてください」と言ってしまって、でも自分自身が嘘を付いていることに気付けないときがあるなあとか。

ーー他に無意識の行動について、記憶に残っているセッションなどはありますか?

「自分らしく働いている状態を、身体で表現するとどうなりますか?」という問いが印象に残っています。いつもは仕事柄、論理的に物事を考えることが多いので、感覚的に捉えることはあまりなくて、イメージをつくるまで苦労しました。ですが「自分らしく働いているイメージ」があれば、論理的に立てたアクションプランよりも、よい行動につながりやすいと感じました。

ー-最後に、mentoをどういう方におすすめしたいですか?

自分だけで考えてもどうにも解決できない、モヤモヤや自分らしさと向き合いたい方におすすめです。私は内省や振り返りをするのが好きで、バレットジャーナル(※)を使ってアクションプランを書き出していたんですが、アクションに対する達成度は分かっても、自分だけでは自分らしさや生き生きと働くといった少し抽象的な目標までたどり着くには限界があるなと感じました。コーチに壁打ちして引き出してもらうことで、時間をより有意義に使えると思います。

また、私はセッション後に振り返りをしたり、コーチの問いに積極的に答えるようにしたりしたことで、より深い気付きを得ることができたと感じているので、コーチングでは振り返りやなるべく自己開示をするとよりよい時間を過ごせると思います。

※バレットジャーナル…箇条書きで自分の行動や思考を管理する手帳術


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