ぎっくり腰と腰痛には丹田を 3
丹田呼吸の極意は上虚下実
丹田呼吸法で、大切とされる考えの1つに「上虚下実」があります。
上虚とは、上半身(上)の余分な力が抜けている事(虚の状態)
下実とは、下腹部(下)の腹圧が適度に高まっている事(実りの状態)
つまり、下腹部の圧が適度に高まった状態(実りある状態)で、それ以外に余計な力を加えない状態で生活することが、健康づくりで大切であるという考えです。
「常に肩ひじをはらず、怒らず、ゆっくり優しく生きなさい」と言われているようなものです(笑)
まさに悟りを開いた状態…
私にはちょっと難しい。
だから私は…
自分の心や体が疲れたと感じている時
何か悩んでいる時
体に強張りを感じている時などに
この丹田呼吸法をするように意識しています。
疲れがとれたり、新しい考えがふってきたりする効果があるように私は感じています(*^-^*)
※効果にはもちろん個人差があります。
ちなみに、丹田呼吸法についての文献もいろいろでております。
興味のある方は一度読んでみてください。
たくさんの気づきが得られるはずです。
例えば…
「丹田呼吸に対する生理学的解析の試み;久保田武美」
「丹田呼吸法は前部前頭前野とセロトニン神経を活性化する;有田秀穂」
などはなるほどと感じました。
余談ですが、下腹部の圧が適度に高まった状態(実りある状態)で、それ以外に余計な力を加えない状態は、体幹トレーニングの基本でもあります。
体幹トレーニングについて調べたことがある人は、「ドローイン」や「ブレーシング」などの用語を聞いたことがあると思いますが、100年以上も前から大切だと言われているのです。
そんな体幹トレーニングにまで通ずる丹田呼吸法ですが、次回は呼吸の仕方についてお伝えします(*^-^*)
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