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ぎっくり腰と腰痛には丹田を 6

やっぱり姿勢って大切 その2

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腰の骨は5個
あります。
そして5個の骨は前に凸のカーブを描き、その頂点が3番目と4番目の間になることが正常だと考えています。

解剖学の教科書やイラストをみると、3番目の腰が頂点になっていますが、実際の健常者のレントゲン画像をみると3番目と4番目の間になっていることがほとんどなので、そう判断しました。



私は丹田呼吸を習っている時期に、レントゲン技師にお願いして様々な姿勢でレントゲン撮影をしてもらいました。

そこで…
あ、私は普段から腰の頂点が4番目でかなり負担がかかっている姿勢だ」と気づいたのです。

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(左;普段の姿勢 右;丹田姿勢)

左の写真を見ても分かるように、普段の姿勢は「カーブが緩やかでなく、急カーブになっている」のです。

「そりゃあ、下の腰に負担かかる訳だ」と思いました。(*^-^*)

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さて、普段の姿勢で体を反ってみたのが左の写真です。

丹田呼吸法の姿勢から体を反ってみたのが右の写真です。

どうですか??

全然違いますよね???

私はこれに驚きました。

普段の姿勢で体を反ると、より下の腰(4番と5番)で急カーブを作るので、関節により負担がかかることは理解できます。

しかし、丹田呼吸法の姿勢から腰を反ると、カーブは緩やかなままです。そして腰に負担を感じません。

この瞬間、嬉しくて仕方ありませんでした(笑)

開始姿勢が良ければ、構造的にも負担がかかっていない』と発見したのです。

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次に、普段の姿勢で体を丸めたのが「左の写真」です。

丹田呼吸法の姿勢から体を丸めたのが「右の写真」です。

全然形が違うじゃないか!!と驚きませんか?

普段の姿勢で体を丸めると、腰の土台が作れず、体が前に倒れないように下の腰(4番と5番)で支えているようにみえます。

しかし、丹田呼吸法の姿勢から体を丸めると下の腰で支えている感覚はなく、もっと上で支えているように感じます。そして、実際にレントゲンで確認しても下の腰の土台はつくられたまま丸めることができています

丹田呼吸法の開始姿勢のすごさが伝わりましたか?


レントゲンからも分かるように、普段から姿勢を意識することも大切ですし、丹田呼吸法を行い関節の負担を減らすことも大切です。

さて、次回は丹田呼吸法の「開始姿勢のつくり方」を一緒に実践していきましょう。

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