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ぎっくり腰と腰痛には丹田を 4

息を吐くことが大切

丹田呼吸法は「息を吐く」ことを重要視しています。

息を吸うときも、吐く時も「鼻から」行いますが、前回お伝えした上虚下実を実践します。

優しく息を吐きながら下腹部を実らせ下腹部の圧が適度に高まったまま息を鼻から吸います。
そうすると、自然に(勝手に)息が心地よく入ってきます


息を吸おうとするのではなく、ただ入ってくるのを感じる。
といった感覚で行います。

ちなみにこれを生理学的に説明すると…

息を吐く時は副交感神経(リラックス状態)が優位となり、息を吸う時は交感神経(興奮状態)が優位となります。

丹田呼吸法は、息を吐くことを大切としますので、副交感神経が優位となりリラックスします。さらに勝手に息が入ってくると交感神経の活動もより抑えられますので、リラックス効果がより高まると感じています。

さらに体を流れるように優しく動かすので、体の柔軟性も高まります。


そんな丹田呼吸法を習って、一番私が驚いたことはその「開始姿勢」です。

これが解剖学的に理解できたとき、自分の腰痛を改善させる良い方法になると実感しました。

その理由は、腰にかかる負担を最小限にする姿勢と、負担のかからない動かし方を理解することができたからです。そのヒントが丹田呼吸法の姿勢にあります。

実体験を基にこれから理論的に説明していきます。

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まずは、私のレントゲン画像を用いて解説していきましょう。
それではまた次回m(__)m

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